「第3回埼玉ニュービジネス大賞」のビジネスプランの募集が10月1日に始まった。主催は一般社団法人埼玉ニュービジネス協議会。

昨年度の受賞者集合写真。大野元裕埼玉県知事（写真前段右から3人目）も。

　同コンテストは今年で3回目。埼玉の地域経済の発展と起業家の育成を目的として、コンテストを通じて成長を目指す人や企業を表彰し、埼玉における起業家マインドを活発化していく取り組み。埼玉県内で事業を営む中小企業、または埼玉県内で起業を目指す個人で、独創性や新規性に富むビジネスプランを持っている人を対象に募集している。今回は「日本（にっぽん）を元気にするビジネスを埼玉から！」をスローガンとし、支援体制・特別賞などを強化している。

　受賞特典として、メディア発信などのPRサポート、150社以上の埼玉ニュービジネス協議会会員による支援体制を提供や特別会員として1年間の会費無料、全国の経営者ネットワークの人脈形成などを用意する。

　同協議会の久礼亮一会長は「過去2回のコンテストでは、急速に変化している社会に対し、現代の課題解決への取り組みだけでなく、未来を見据えた斬新なビジネスアイデアがあふれ、次世代創りのメッセージにもなっている。埼玉のスタートアップ企業が描く新しい産業を世に広めるためにも、引き続き埼玉ニュービジネス大賞を開催し、埼玉から世界に飛躍して行く人や企業を支援していきたい」と話す。

　応募は11月30日まで。書類審査を経て2025年3月にプレゼン審査を行い、同5月に表彰式を予定する。