JR北浦和駅西口の商店街と北浦和公園(さいたま市浦和区常盤9)で9月26日、「第45回北浦和阿波おどり」が開かれ、あいにくの雨の中、合同連を含む16連が踊りを披露した。主催は北浦和阿波おどり実行委員会。
実行委員会は、地元の商店街や住民、北浦和阿呆連のメンバーら約10人で組織し、2月から準備を進めてきた。45回目となる今回は、念願だった北浦和公園を会場として利用できることになった。第1会場のハッピーロード商店街、第2会場の北浦和西口銀座商店街、第3会場の北浦和公園と、駅西口から公園にかけての広い範囲が会場になった。
当日は阿波踊りに先立ち、地元小学校の金管バンドによる音楽パレードを予定していたが、天候不良が見込まれることから出演者の安全を考慮して中止に。出演予定だったのは常盤小、常盤北小、北浦和小、仲町小の4校。開会セレモニーで中止を知らせるとともに、「4校の子どもたちは、夏の暑い時期から、この日のために練習を重ねてきた。今日この場で演奏を届けられないことを誰よりも残念に思っているのは子どもたち自身」と、児童の努力に拍手を送るよう来場者に呼びかけるアナウンスがあり、会場は大きな拍手に包まれた。
セレモニーでは、清水勇人さいたま市長と実行委員長の原田喜一さんがあいさつ。原田さんは「あいにくの雨となったが、踊り手の皆さんと足を運んでくださった皆さんのおかげで、雨を忘れるほどの熱気に包まれた。北浦和公園での開催は私たち実行委員の念願だった。駅前の商店街から公園まで、街全体で阿波踊りを楽しんでいただけたことをうれしく思う」と話す。
来場者からは「雨だったので心配していたが、鳴り物が聞こえた時、うれしくて体が震えて涙があふれた」と開催を喜ぶ声や、「阿波踊りを見るのは初めて。雨でも皆さんが楽しそうに踊る姿が印象的だった。最後の公園でのフィナーレもとても楽しそうで良かった」という声が聞かれた。
祭りが無事終わり、実行委員会は来場者からの感想や意見をウェブサイトで受け付けている。実行委員のボランティアも引き続き募集している。