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北浦和に「体感型」イタリア食材店 カフェ併設、生ハムやオリーブオイルなど

「PRIME SHOP&CAFE」店長の石田さん(右)とパティシエの平田さん

「PRIME SHOP&CAFE」店長の石田さん(右)とパティシエの平田さん

 北浦和の「PRIME SHOP&CAFE(プライムショップ・アンド・カフェ)」(さいたま市浦和区元町1)が9月6日、オープンから3カ月を迎える。自社で輸入しているイタリア食材の販売とカフェスペースで食事を提供し、食材の使い方やイタリアの生活様式を伝える「体感型イタリア食材店」をコンセプトに営業している。

「生ハムと野菜の自家製フォカッチャベーグルサンド」と「PRIME ホワイトバルサミコ・ブラッドオレンジソーダ」

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 「食の冒険案内人 セニョール・ケイ」こと店長の石田圭さんは、幼少期をアメリカで過ごし、その後も欧州など海外で暮らした経験を持つ。海外の友人に日本のドレッシングを紹介した際に「しょっぱい」と言われたことをきっかけに、ヨーロッパのシンプルな食生活に関心を持つようになったという。さらに「食べたものはパフォーマンスに直結する」と実感し、シンプルで自然、健康的な食生活を伝えたいと考えるようになった。

 日本で通信販売事業を手がける会社に勤務していた石田さんは、退職後に知人から声をかけられ百貨店の催事でイタリア食材の販売を経験した。催事での対面販売を通し、商品の良さを伝えるだけでなく、人との関わりが生まれることに通販とは異なる魅力を感じたという。その後、自ら輸入販売事業を始め、顔を知る客から「あなたがいるから買う」と言われることが励みになった。シェアキッチンでは輸入した食材を使ったパスタや生ハムなどを提供。食材を販売するだけでなく実際に味わってもらい、食材の使い方まで伝える経験を重ね、現在の実店舗での食事提供につながった。

 ショップで販売するオリーブオイルやバルサミコ酢などは、来店客が試食や試飲をして購入でき、併設するカフェのメニューとしても味わえる。「生ハムと野菜の自家製フォカッチャベーグルサンド」(1,800円)は、イタリア産リコッタチーズや生ハム、オリーブ、野菜などをたっぷり使い、オリーブオイルは、かけ放題。食材を味わうだけでなく体験としても楽しめる。

 そのほか「カフォルム社の生ハムとスカモルツァチーズの盛り合わせ」(1,100円)、シチリア伝統菓子の「カンノーロ」(800円)などを用意。ドリンクは「PRIME ホワイトバルサミコ・ブラッドオレンジソーダ」(800円)、エスプレッソ(550円)などをそろえる。

 「健康的な食生活と言うとストイックなイメージになりがちだが、自分が心地よいと感じるくらいの方がいいのかなと思っている」と石田さん。店内は、シチリアの青空を思わせる水色と太陽の黄色を基調としたデザイン。「イタリアの避暑地のような空間と共に、生活様式や食生活をパッケージにして届けたい」と話す。

 店舗デザインは、石田さんが同店のメンバーとともにイタリアへ行った際のインスピレーションを、デザイナーに落とし込んでもらったという。画家である伯母の油彩画も、壁面を彩る。

 今後はワイン会など、食を通じた情報交流の場としての活用も考えているという。「生身の人間が手がける、イタリア生産者からの生きた情報の発信地を作っていきたい」と話す。

 営業日は木曜~土曜で、ショップのみ日曜も営業。営業時間は11時~16時。

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