浦和地域の店や見沼田んぼの生産者が集まるマルシェ「ぷらっとマルシェ」が10月4日、JR浦和駅近くの「ヘッドスパ専門店とこわか」(さいたま市浦和区東仲町)で開かれる。
主催は、同店を監修するプーラ式ヘッド社長の辻敦哉さん。3年ほど前から、見沼地域の生産者を中心としたマルシェを開催している。
旧浦和市で生まれ育った辻さんが「見沼田んぼ」の魅力に気づいたのはコロナ禍のとき。人の集まるところを避けて過ごそうと、保育園児だった長男と同地域を散歩するようになり、自然豊かな環境に魅了され、同地域に転居した。平飼い養鶏場を営む「大ちゃんファーム」(緑区)や養蜂・農家ユニット「vege∞(ベジ)はちみつファーム」など同地域の生産者たちと出会い、ホームページ制作などを引き受けるうちに、「街の人にもこの地域の良さに気づいて、つながってほしい」という思いが募りマルシェを企画するようになった。
今回は「食べる、癒やされる、浦和でつながる」をキャッチフレーズに8組が参加。「大ちゃんファーム」はプリンやシフォンケーキ、「vege∞はちみつファーム」は循環型農業で作る野菜を販売。埼玉県産小麦で菓子を作る「焼き菓子mie(ミエ)」は、マルシェ限定で「大ちゃんファーム」の卵を使ったコラボ焼き菓子を並べる。
自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆を販売する「sawacoffee(サワコーヒー)」や草木染作家「優舎(やさしや)」、アンティークビーズアクセサリー「Marie Ichikawa(マリエ・イチカワ)」、占いアロマセラピー「てんぷーと」も出店。会場となる「とこわか」は15分程度のヘッドスパ体験を特別価格(2,000円)で提供する。マルシェ全体の売り上げの5%は、緑区の児童養護施設に寄付するという。
辻さんは「回を重ねるごとに出店希望者、来場者が増え、軒先と店内では場所が足りなくなり駐車場も会場にするようになった。『大ちゃんファーム』の鶏ふんとミツバチの受粉の力を借りて育てる『vege∞はちみつファーム』の野菜は毎回完売する」と話す。「とこわか」店主の大湾大輔さんは「マルシェを始めるまで見沼のことはよく知らなかった。生産者や作家に出会って物を手にして、地元に良いものがたくさんあることに気づいてもらう場所になれたらうれしい」と話す。
開催時間は13時~16時。荒天時は内容変更の場合あり。