洋食ビストロ「atarassia(アタラッシア)」(さいたま市浦和区常盤4)が北浦和ハッピーロード沿いに移転し、8月21日で1カ月がたった。
与野駅前のテナントビルで7年ほど営業していた同店。今回、ビルの改装に伴い移転した。シェフの小川太郎さんは料理人歴30年以上。当初は日本料理店に勤めていたが、洋食への憧れが強くなり、恩師の紹介で転向。フレンチやイタリアンの厨房などで経験を積んだ。
ランチメニューは、肉や魚をメインとした「日替わりランチセット」(1,000円)、「日替わりパスタセット」のほか、和風オニオンソースの「ハンバーグランチ」(以上1,100円)や特製デミグラスソースの「ふわとろオムライス」(1,050円)が人気だという。
ディナーの看板メニューは「骨付き豚ロース香草グリル」(1,600円)。「気まぐれサラダ」(880円)、「ガーリックシュリンプ」(1,200円)も人気だという。「周辺にイタリアンが多いので、肉や魚料理をメインに差別化を図りたい」と話す小川さん。一方で「アラビアータ」「和風カルボナーラ」などの定番パスタやピザも幅広くそろえるほか、「かぼちゃのケーキ」「イタリアンプリン」など手作りのデザートも用意する。
店内に飾るドライフラワーは、移転オープン時に常連客らから贈られた花を加工したもの。レジカウンターを彩っている生花アレンジメントは、「移転1カ月のお祝いに」と与野の店に連日通っていた男性客から贈られたもの。小川さんのパートナーで店を手伝う安藤信子さんは「以前は、そのお客さまとゆっくり話すこともなかった。前の店の地域から歩いて来てくれる方もいて、移転して初めて、こんなにもお客さまから愛される店だったのかと実感した」と感慨に浸る。
小川さんは「急に移転することが決まり慌ただしかったが、この地域で挑戦できたのは幸運。ありがたいことにランチは連日フル回転なので、今後はより地域になじんで、夜も気軽に立ち寄れる店にしたい」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~23時。日曜定休。