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さいたまで「埼玉障害者まつり」 県内福祉作業所の模擬店やプロレス興行も

「埼玉障害者まつり」実行委員会事務局の国松さん

「埼玉障害者まつり」実行委員会事務局の国松さん

 福祉作業所による模擬店やプロレス興行などを通じ、地域と障害者をつなぐイベント「埼玉障害者まつり」が10月4日、埼玉県障害者交流センター(さいたま市浦和区大原3)で行われる。

プロレス観戦も楽しめる(他大会の様子、みちのくプロレス提供)

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 同イベントは1980(昭和55)年、「国際障害者年」を迎える前年に旧浦和市で始まった。「障害者の生活と権利を守る埼玉県民連絡協議会(障埼連)」副会長で、同イベント事務局の国松公造さんは「当時は現在に比べて障害者への理解が進んでおらず、福祉事業所同士のつながりも希薄だった。障害者福祉に携わる者同士が協力し合って、自分たちがまず取り組みの理解を深めることが必要だと考えて企画した」と振り返る。「障害者」の表記が取り沙汰される中、イベント名を変えない理由について「字面を変えたら現状が良くなるのか。全国の障害者団体でも話し合い、それに手間をかけるより中身を変えていきたい」と説明する。

 当日は福祉作業所の利用者もスタッフとして店頭に立ち、飲食や雑貨などの模擬店を20店ほど出店。スポーツレクやマッサージ、手作り体験、ガイドヘルパー体験などの体験ブースも並ぶ。ステージでは、川越いもの子作業所「いいもんズ」や白岡太陽の家「みぬまにじ太鼓」、地域で活動するバンドやダンスグループなど10組ほどが出演。「コバトン」や「つなが竜ヌゥ」などの県内ご当地キャラクターや風船大道芸人が会場を盛り上げるほか、障害者権利条約に基づくシンポジウム、「障害児学校の学童疎開」の展示なども行う。

 12時ごろからは「チョコプロレス」と「みちのくプロレス」による試合も実施する。プロレス興行は、イベント参加団体の職員にプロレスラーがいたことをきっかけに、さまざまな団体を呼んで行ってきた。みちのくプロレスは「ボランティアスタッフに来ていた一人が大のプロレス好きで、好きが高じて同団体公認レフェリーになった」という縁で興行を頼んでいるという。「障害者のイベントでなぜプロレスをとよく聞かれるが、福祉関係者に限らないさまざまな人にイベントに来てもらうことが大事。楽しくなくては祭りじゃない」と国松さん。

 今回のテーマは「平和のバトン、世界をまわれ~みんなが笑顔で暮らせる街~」。国松さんは「当日はさいたま新都心駅からの送迎バスを増便する。一日楽しめる内容を準備しているので、障害者や福祉に関わりのない人も、家族や友人同士で気軽に遊びに来てほしい」と呼びかける。

 開催時間は9時30分~15時。雨天開催、荒天時は中止。JRさいたま新都心駅と会場間の無料送迎バスあり。現在、イベントを手伝うボランティアを募集している。

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