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浦和パルコで「うらわの本のやま」 独立系書店など集結

「うらわの本のやま」主催の江澤勇介さんと会場の様子

「うらわの本のやま」主催の江澤勇介さんと会場の様子

 埼玉県内を中心に活動する独立系書店や作家、出版社が集まるイベント「うらわの本のやま」が8月8日~11日の4日間、浦和パルコ(さいたま市浦和区東高砂町)センタースペース特設会場で開催された。

南浦和の「ゆとぴやぶっくす」店主の栃原麦穂さんとブース

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 「本とカルチャー」をテーマに現在開催している「PARCO BOOK & CULTURE WEEK」の一環。毎年1月に開いているクラフトマーケット「今日からの暮らし」を主催する江澤勇介さんが、浦和パルコから声をかけられ始まった。「本が好き、本屋も好き。旅行に行くと本屋に行く」という江澤さんが呼びかけ、「面白い取り組み」を行う17組の書店や出版社、作家が集まった。

 開催は4回目。江澤さんは「リピーターも増え、定着してきている。本を目当てに来ている人もいる」と手応えを口にする。これまでは3日間の開催だったが、今年は1日増えたことで、出店者や本の入れ替わりが生まれ、来る度に違う出合いがあるのも今年の特色だという。

 南浦和の「ゆとぴやぶっくす」は、100円でテーマに沿った本を紹介する紙が出てくる「絵本ガチャ」を用意した。店主の栃原麦穂さんは「普段、店では文庫で行っているが、イベントでは家族連れも多いので絵本にした」と話す。今年初出店の出版社「ふげん社」(東京都目黒区)は、経営母体がさいたま市内にある縁で参加した。「普段は写真やアートのブックフェアに出店しているため、客層が違う。家族連れの方や地域の方に知っていただいて店にも来ていただけたら」と意気込む。

 紙の本をテーマにする理由について、江澤さんは「コミュニティーの場になる」と話す。「本屋には店主がいる。人がいるから人が来て、そこが居場所になる。本がある空間が好きなど、緩やかなフィルタリングがかかった状態で趣味が合う人が集まってくる」とも。実際に出店者と来場者だけでなく、出店者同士の交流の場にもなっている。「本や面白いことに出合える場。ここを入り口にして、実際の店にも行ってみてほしい」と呼びかける。

 地域に根ざした取り組みに力を入れる浦和パルコ。昨年から企画に携わる同店の岡田昌利さんは「その土地にあるシビックプライドや感性を大切にして、地域と共栄していきたい。僕らが提供できるのは『場』なので、地域のハブとなって、まだ気づかれていない面白い人やものとつながっていきたい」と話す。

 「PARCO BOOK & CULTURE WEEK」の開催時間は10時~21時。8月23日まで。

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