子ども向け体験型イベント「夏ラボ」が7月29日、明治安田浦和支社(さいたま市浦和区高砂2)で開催された。
同イベントは地域社会の活性化を目的とした「Kizuna運動」の一環として明治安田が企画。同社のほか地元の企業や団体など計5社が出展し、小学生を中心とした子どもたちに向け、救急救命の実習や体力測定などの体験会を開いた。当日は22人の子どもが5つのグループに分かれ、各社のブースを巡って全企画を体験した。
「ヤマト運輸」のブースでは、自転車乗車前の安全点検事項の頭文字を取った合言葉「ブタベルサハラ」やルールを学んだ。警備・防犯会社「ALSOK埼玉南支社」によるクイズ形式の講習では、夏休みの留守番時の防犯対策や被害に遭いやすい場所について理解を深めた。同社によると、小学生の犯罪被害場所の25%は駐車場や駐輪場だという。トレーナー派遣やスポーツジム運営を手がける「ウィンゲート」は「減災体力測定」を実施。災害時の停電を想定した目を閉じた状態での片足立ちや、がれきの中を進む低姿勢移動の時間や回数を記録し、自ら避難する力や人を助ける力を測定した。
インフルエンサーのマッチングやSNS運用代行を手がける「yellowbuzz(イエローバズ)」のブースでは、インフルエンサー・ひろかさんが企画を担当。「ワールドカップから学ぶ!夢をかなえる作戦シート」を使い、今年開催された「サッカーワールドカップ現地観戦の夢」をかなえたひろかさんと一緒に、子どもたちは自身の目標や夢に近づくための小さな一歩を考えてシートに書き込んだ。「日本赤十字社」のブースでは、道で倒れた人を発見した場面を想定し、助けを呼ぶところから心臓マッサージ、AEDの使用までを子どもが自ら体験した。
参加した小学生は「AEDはいつも職員室にあり、使い方は学校でも数回習ったことがある」と話していた。日本赤十字社の山田祐一さんは「AEDの使い方を知っていた子どもが多く、心強いと感じた。救命講習はJリーグのサポーターと一緒にスタジアムで行うなど体験機会を多く設けている」と話す。
子どもたちはそれぞれのブースでスタンプや記念品を受け取り、さまざまな体験を楽しんだ。