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浦和前地・ジビエと沖縄料理の店が5周年 地域のつながり生む店に

「NMC Kitchen」店主の行方智之さん

「NMC Kitchen」店主の行方智之さん

 浦和駅東口・前地通り商店街入り口にあるジビエと沖縄料理の店「NMC Kitchen(エヌエムシーキッチン)」(さいたま市浦和区東高砂町)が、7月15日で5周年を迎えた。

ジビエ料理メニュー表

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 店主の行方智之さんは、沖縄料理人歴20年以上。個人店や大型チェーン店4カ所で経験を積み、趣味としても沖縄料理を食べ歩き、「自分の好きな味を見つけてきた」という。ジビエ料理はコロナ禍にキャンプ場で知り合った猟師を通じて日本各地の猟師とつながりができ、店の料理にも取り入れたという。

 メニューには、居酒屋定番メニューに加え、「海ぶどうと島豆腐のサラダ」(870円)、「ワニの手羽ステーキ&から揚げ」(4,500円)など50品以上をそろえる。「クマ肉」「カンガルー肉」など希少ジビエ(1グラム=10~20円程度)は要予約。ドリンクには「瑞穂」(500円)、「琉球王朝」(650円)などの泡盛や「オリオンビール」(グラス400円)、「ハブ酒」(500円)も用意する。行方さん一番のお薦めは「ゴーヤーちゃんぷるー」(ランチセット1,300円、単品890円(夜営業のみ))。「ゴーヤーは厚切りで、調理には中華鍋を使う。特製の合わせだしで炒め煮した後、水分を飛ばすのが当店流」と説明する。

 「沖縄料理との出合いは高校時代のアルバイトだった」という行方さん。地元の飲食店にアルバイトとして入り、「おいしい賄いに胃袋をつかまれ」、高校卒業後も勤務を継続。社長に見込まれて、新業態の沖縄料理店立ち上げの店長を任された。「沖縄が好きだから入社したわけではなかった」が、仕事で沖縄へ出向くことを繰り返すうちに沖縄料理に魅了されていったという。

 同店がある「前地通り商店街」で行方さんが働くようになったのは15年ほど前。商店街の飲食店で勤務した後に独立し、和食居酒屋「彩流(さる)」を開た。しかし数年後、建て替えのため立ち退くことに。いったんは同所を離れたが、地域の縁で閉めた店があった場所の真向かいに「NMC Kitchen」をオープンした。行方さんは「少しでも恩を返せたら」と祭りへの出店、花見やバーベキューイベントの企画など、地域でも積極的に活動している。

 店名の「NMC」は行方さんの愛称「なめちゃん」のアルファベット略語。「お客さまと会話するのが好きなので」と店内はオープンキッチンになっている。「先日、『子どもが生まれた』と顔を出してくれたお客さまがいてうれしかった。これからも地域との方とのつながりを大切に、今来る若いお客さまが『孫が生まれた』と報告しに来てくれる日を目指して頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は、11時45分~14時、17時30分~23時(月曜・火曜は夜営業のみ)。日曜定休。

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