プレスリリース

新学期直前、子どもの「見た目の悩み」調査|親の78.3%が治療タイミングに悩み、5人に1人が学校生活への影響を懸念

リリース発行企業:医療法人社団鉄結会

情報提供:

【結論】本調査のポイント
結論から言うと、子どものほくろ除去は年齢制限なく可能であり、赤あざ(血管腫)は生後早期からの治療が推奨され、傷跡の治療も技術の進歩により改善が期待できます。ただし、子どもの治療は成長過程や心理面への配慮が必要なため、まずは皮膚科医に相談し、お子さまの状態に応じた最適なタイミングを見極めることが重要です。

・子どもの見た目の悩みを認識している親の78.3%が治療タイミングの判断に迷っている
・小学校入学前に治療を検討したいと考える親が42.0%と最多
・親の52.7%が子どもの見た目の悩みが自己肯定感に影響すると回答
用語解説
■ 単純性血管腫(赤あざ)とは
単純性血管腫とは、皮膚の毛細血管が拡張・増殖することで生じる赤いあざである。生まれつき存在し、自然消退しないため、レーザー治療の対象となることが多い。乳児期からの早期治療が効果的とされている。

■ ほくろ(色素性母斑)とは
ほくろ(色素性母斑)とは、メラノサイト(色素細胞)が集まってできる良性の皮膚腫瘍である。生まれつきのものと成長過程で現れるものがあり、大きさや形状によって経過観察または切除の対象となる。

■ 肥厚性瘢痕・ケロイドとは
肥厚性瘢痕・ケロイドとは、傷の治癒過程で過剰なコラーゲン産生により傷跡が盛り上がる状態である。肥厚性瘢痕は元の傷の範囲内にとどまるが、ケロイドは傷の範囲を超えて拡大する特徴がある。
子どもの皮膚トラブル別|治療開始の目安と治療法

※一般的な目安であり、個人差があります。治療の適応は医師の診察により判断されます。

皮膚外科・形成外科・美容皮膚科治療を行う医療法人社団鉄結会アイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、新学期を控える時期に、子どもの見た目に関する悩みと親の意識を把握するため、0~15歳のお子さまを持つ保護者300名を対象としたアンケート調査を実施しました。
調査背景
新学期は子どもにとって新しい環境・新しい人間関係が始まる大切な時期です。この時期、ほくろ・あざ・傷跡など見た目に関する悩みを抱えるお子さまは、周囲の目や友人関係に不安を感じやすくなります。一方で、保護者の多くは「いつ治療すべきか」「子どもにどう説明すべきか」という判断に悩んでいます。本調査では、子どもの見た目の悩みに対する親の認識と対応の実態を明らかにし、適切な治療タイミングと親子のコミュニケーションのあり方について、皮膚科医の見解とともにお伝えします。
調査概要
調査対象:全国の0~15歳のお子さまを持つ20~50代の保護者(子どもの見た目に関して気になる点があると回答した方)
調査期間:2026年8月3日~8月12日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果 【調査結果】「ほくろ」が最多の38.7%、次いで「あざ」が28.3%
設問:お子さまの見た目で気になっている点は何ですか?(複数回答可、最も気になるものを1つ選択)



ほくろへの関心が最も高く、特に顔や露出部にある場合に親の心配が強まる傾向がみられます。あざについては、生まれつきのものが多く、早期治療の必要性への関心が高いことがうかがえます。
【調査結果】78.3%の親が治療タイミングの判断に悩み
設問:お子さまの見た目の悩みについて、治療のタイミングをどのように考えていますか?



約8割の親が治療タイミングの判断に迷っており、「子どもが小さいうちに治療すべきか」「本人が気にし始めてからで良いか」という葛藤を抱えていることが分かります。専門医への相談ニーズが高いことが示唆されます。
【調査結果】42.0%が小学校入学前の治療を希望
設問:いつ頃までに治療を検討したいと考えていますか?



小学校入学という社会生活の本格的なスタート前に治療を完了させたいと考える親が最も多い結果となりました。集団生活が始まる前に対処したいという親心がうかがえます。
【調査結果】5人に1人が「すでに影響がある」と回答
設問:子どもの見た目の悩みが、学校生活や対人関係に影響すると思いますか?



約7割の親が学校生活への影響を懸念しており、特に「からかい」「いじめ」への不安が根底にあることが推察されます。すでに影響が出ているケースも2割を超え、早期の対応が求められます。
【調査結果】52.7%が自己肯定感への影響を認識
設問:子どもの見た目の悩みが自己肯定感に影響すると思いますか?



8割以上の親が、見た目の悩みが子どもの自己肯定感に何らかの影響を与えると認識しています。成長期における心理面へのケアと並行して、医療的なアプローチも選択肢として検討する必要性が示唆されます。
調査まとめ
今回の調査から、子どもの見た目の悩みを抱える親の約8割が治療タイミングの判断に迷い、約7割が学校生活への影響を懸念していることが明らかになりました。小学校入学前に治療を完了させたいと考える親が42.0%と最多である一方、適切な相談先が分からず一人で悩んでいるケースも少なくありません。子どもの見た目に関する悩みは、本人の自己肯定感や対人関係に影響を与える可能性があり、親子でオープンに話し合いながら、必要に応じて皮膚科医に相談することが大切です。
医師コメント|アイシークリニック 高桑康太医師
皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、子どもの見た目の悩みは「いつ治療するか」と同じくらい「どう向き合うか」が重要です。お子さまの年齢や症状、そして本人の気持ちに寄り添った対応が、最善の結果につながります。

子どもの皮膚トラブルには、生まれつきのもの(あざ・大きなほくろ)と成長過程で現れるもの(小さなほくろ・傷跡)があります。それぞれ治療の考え方が異なりますので、まず正確な診断を受けることが第一歩です。

赤あざ(単純性血管腫)については、日本皮膚科学会のガイドラインでも早期治療が推奨されています。特に色素レーザー治療は乳児期から開始した方が効果が高く、治療回数も少なくて済む傾向があります。一方、ほくろについては、悪性の可能性がなければ急ぐ必要はありませんが、お子さまが気にしている場合は、本人の意思を尊重しながら治療を検討することも選択肢です。

傷跡の治療については、傷が完全に治癒してから(通常6ヶ月~1年後)の治療開始が基本となります。成長とともに傷跡も変化するため、焦らず経過を見守ることも大切です。

治療を検討する際に最も重要なのは、お子さま本人の気持ちです。親が良かれと思って治療を勧めても、本人が望んでいなければ治療体験自体がトラウマになる可能性があります。お子さまの年齢に応じた説明と、治療への同意を得るプロセスを大切にしてください。
【エビデンス】日本皮膚科学会の「血管腫・血管奇形診療ガイドライン」では、単純性血管腫に対する色素レーザー治療は早期開始が効果的とされています。また、国内外の研究でも、乳児期に治療を開始した場合の方が、学童期以降に開始した場合よりも治療効果が高いことが報告されています。
症状別の治療タイミングの目安
・赤あざ(単純性血管腫):生後早期~1歳までの治療開始が効果的
・ほくろ:悪性の疑いがなければ本人が気にし始めてからでも可
・傷跡:傷が落ち着いてから(6ヶ月~1年後)治療を検討
親子で治療を検討する際のポイント
・お子さまの気持ちを第一に考え、無理強いしない
・年齢に応じた分かりやすい言葉で治療内容を説明する
・治療のメリット・デメリットを親子で一緒に理解する
受診のタイミング
・あざが急に大きくなった・色が変わった場合
・ほくろの形がいびつ・出血がある場合
・お子さま本人が見た目を気にして悩んでいる場合
高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. 子どものほくろ除去は何歳からできますか?
A. 年齢制限はなく、必要に応じて乳幼児期から治療可能です。
ほくろの除去に年齢制限はありません。ただし、小さなお子さまの場合は動いてしまうリスクがあるため、局所麻酔での治療が難しいケースもあります。今回の調査では、42.0%の親が小学校入学前の治療を希望していましたが、悪性の疑いがない場合は、お子さま本人が気にし始めてからの治療でも遅くありません。

Q2. 子どものあざ治療はいつから始められますか?
A. 赤あざ(単純性血管腫)は生後早期からの治療開始が推奨されます。
単純性血管腫などの赤あざは、生後早期~1歳までに治療を開始すると効果が高いことが知られています。一方、太田母斑(青あざ)は3歳頃から、扁平母斑(茶あざ)は状態に応じて治療時期を判断します。調査では28.3%の親があざを気にしており、早期の皮膚科受診が重要です。

Q3. 子どもの傷跡は消すことができますか?
A. 完全に消すことは難しいですが、目立たなくする治療法があります。
傷跡を完全に消すことは難しいものの、レーザー治療や注射、手術などで目立たなくすることは可能です。傷跡の治療は傷が完全に治癒してから(通常6ヶ月~1年後)開始します。調査では16.7%の親が傷跡を気にしており、成長とともに傷跡も変化するため、焦らず皮膚科医に相談することをおすすめします。

Q4. 子どもが見た目を気にしているが、親としてどう対応すべきですか?
A. まずはお子さまの気持ちに寄り添い、一緒に解決策を考えることが大切です。
調査では52.7%の親が見た目の悩みが自己肯定感に影響すると回答しています。お子さまが悩んでいる場合は、まずその気持ちを否定せず受け止めてください。「気にしなくていい」と言うのではなく、「一緒に考えよう」という姿勢が重要です。治療を検討する場合は、お子さま本人の意思を確認しながら進めましょう。

Q5. 子どもの皮膚トラブルで受診するタイミングは?
A. 急な変化がある場合や、お子さまが気にしている場合は早めの受診をおすすめします。
あざやほくろが急に大きくなった、色や形が変わった、出血がある場合は早めに皮膚科を受診してください。また、調査では21.3%の親がすでに学校生活への影響を感じていると回答しています。お子さまが見た目を気にして悩んでいる場合も、皮膚科医に相談することで適切な対応方法が見つかる可能性があります。
放置のリスク
・赤あざ(単純性血管腫)は早期治療を逃すと治療回数が増える可能性がある
・見た目の悩みを放置することで、子どもの自己肯定感や対人関係に影響が出る可能性がある
・まれにほくろが悪性化するケースがあり、経過観察が必要
こんな方はご相談ください|受診の目安
・あざやほくろが急に大きくなった、色や形が変わった場合
・ほくろから出血がある、かゆみや痛みがある場合
・お子さまが見た目を気にして学校生活に支障が出ている場合
・生まれつきのあざがあり、治療の必要性を確認したい場合
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・小児の皮膚トラブルにも対応、お子さまと保護者に丁寧に説明
・色素レーザー・Qスイッチレーザーなど各種レーザー治療機器を完備
・日帰り手術に対応、通院負担を軽減
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院体制で通いやすい

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 One-葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

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