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浦和コルソにクラフトショップ「つくりえ」 和モダン雑貨やジャムなどの加工品も

クラフトショップ「つくりえ」

クラフトショップ「つくりえ」

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 和モダンテイストを中心とした手工芸品を販売する「つくりえ」が7月28日、浦和コルソ(さいたま市浦和区高砂1)にオープンした。

「つくりえ」店主の塚田敬子さん

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 高校生の頃からハンドメードや工芸品など個性のある一点物が好きだったという塚田敬子さんが代表を務める「つくりえ」の直営店となる。塚田さんは2013(平成25)年にさいたま市ニュービジネス大賞に応募したことがきっかけで、2014(平成26)年に同社を設立。2015(平成27)年に盆栽町に直営店をオープンした。

 約半年後にもらい火が原因で店舗が全焼。店は失ったものの常連客や付き合いのある作家など多くの人の助けがあり、商業施設の催事を中心とした活動を再開し、順調に活動を広げていったという。

 塚田さんは「『実店舗を持つのはもう数年先に…』と考えていたが、たまたま浦和コルソでテナント募集があることを知り、背中を押されるように今回の出店に至った」と話す。店で扱うアイテムは主に埼玉で活動する作家のクラフト(革製品、布バッグ、アクセサリー、ステンドグラス、リース、絵画など)、さいたま市の農産物を利用したジャムやピクルスなどの加工品で、今後はワークショップも行う予定。

 塚田さんは「つくりえで伝えたいのは、手作りの温かさと和の美しさ。和には平和やみんなの和という意味がある」と話す。店舗には作家本人が在店することもあり、直に来店客と交流できるのも魅力の一つ。来店客のリアルな声を聞くことで作品に改良が加えられ、より良いものが作られるようになるのが狙い。「店は作家さんの人となりを知ってもらうためのステージ。私は作家とお客さまをつなげるハブであり続けたい」と塚田さん。

 浴衣地を使って作り変えたワンピース(冬虫夏草洋品店、9,000円~)、昭和ガラスを使ったステンドグラストレー(ステンドグラスmerci、大3,850円~)、越生町の梅農家・山口農園の梅シロップ「梅のみつ」(1,296円)などの商品をそろえる。

 浦和コルソの営業時間は10時~20時。

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