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北浦和の「ボンフェス」、14年目も雨降らず 夜の部「文化祭」も

本部にて代表の世古口まりかさん(右から2番目)

本部にて代表の世古口まりかさん(右から2番目)

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 「ボンフェスvol.14」が11月3日、北浦和駅東口から浦高通りにかけてのエリアで開催された。

ネイルサロン「オレンジブラッサム爪+」のフェースペイント

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 パンや洋菓子、コーヒーなどの食料品や、ポルトガル雑貨や手作り雑貨の販売、似顔絵、キッズネイル、キッズワークショップなど協賛店も含め41店が出店する同イベント。

 ボンフェスの「ボン」は英語の「bond(つなぐ、きづな、結ぶ)」とフランス語の「bon(いい、おいしい)」の意味を込め、「地域、店、人がボンドのようにくっついてつながって広がっていくフェスティバルになれば」という思いで名付けたという。

 毎年11月3日に開催、今年で14年目となる。コロナ禍の一昨年はオンラインでの店紹介、昨年は縮小して行った。今年は例年の昼の部に加え、夜の部を「文化祭」と名付けて子ども縁日や手品、三味線小唄などのステージパフォーマンスを初めて行った。

 「sweet’s nico」の改田聡子さんは「友人に誘われてから出店を続けている。このイベントをきっかけに手作り焼き菓子の販売を行うことになったので、個人的にも思い入れがある」、「TOTOMONI珈琲(コーヒー)豆店」の戸田秀人さんは「同じ美容室に通う人の誘いで初参加となった。まさに人のつながりによって作られている。たくさんの方が来てくれてうれしい」と話す。

 イベント世話人の世古口まりかさんは「今年はコロナ禍以前と同様に開くと決めていた。地域のイベントや祭りも中止となっていたので、参加者の待ちに待ったという気持ちが爆発したような一日だった」と話す。「今年は人通りが絶えず笑顔で話す人々であふれていた。人々を元気にしたいという原点回帰のようなイベントになった。今後も人と店、店と地域をつないでいけるよう開催していく」とほほ笑む。

 売り上げの一部はNPO法人「3・11甲状腺がん子ども基金」に寄付する。

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