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がんサバイバー支援・がん征圧チャリティー企画 スマホアプリで歩いて支援

毎年大会長を務め、参加している清水勇人市長を表敬訪問実行委員の皆さん

毎年大会長を務め、参加している清水勇人市長を表敬訪問実行委員の皆さん

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 リレー・フォー・ライフ・ジャパンさいたまは、がんサバイバー支援・がん征圧を目的に行うチャリティーイベント「RFL【さいたま】セルフウォークリレー」を9月1日から、1カ月間行う。

リレー・フォー・ライフのTシャツも

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 リレー・フォー・ライフはがんサバイバー・がん患者を支援することを目的に、募金やイベント参加による啓蒙活動、学校や病院との交流活動などを行う団体。同イベントは2006(平成18)年に茨城県つくば市で初めて開催され、以来全国に活動が広まり、現在は約50カ所の会場で行われている。さいたまでは、2009(平成21)年に1回目が行われ、今年で13回目となる。平常時は、緑区などの会場で開催し、参加者が夜通し歩きながらがん対策のための寄付を募る。医療関係者や支援団体などがブースを出店し、がん啓発やスタンプラリーを行うほか飲食も提供し、楽しみながらがんについて学べるイベントとなっている。

 昨今の新型コロナウイルス感染症の流行により、2020年の開催から、会場での開催を一旦中止にし、スマホの専用ウオーキングアプリを使い、個人で好きな時間に好きな場所から参加できるシステムで行っている。

 実行委員長の大竹秀幸さんは「コロナ禍において安心安全に参加いただける方法でがん患者を支援する一つの手だてとして開催する。皆さまの一歩一歩が集まってがん患者を応援する大きな支援となる。会場で開催できないのは残念だが、どこでもいつでも参加できるので、この機会に参加してもらえたら」と呼び掛ける。

 希望者はあらかじめ参加費を支払い申し込む。参加費は1,000円、がんサバイバーと高校生以下は無料。スマホアプリでの参加が難しい場合は、メールやファクスで歩数を申告して参加できる。集まった参加費は、主に日本対がん協会が運営するがん相談ホットラインの運営費として使われる。開催は今月30日まで。

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