北浦和のクラフトビール専門店「BEER HUNTING URAWA(ビアハンチングウラワ)」(さいたま市浦和区北浦和4、TEL 048-711-1700)が現在、期間限定のハンバーガー専門店「BURGER HUNTING URAWA(バーガーハンチングウラワ)」として営業している。
同店は新型コロナウイルスの感染症拡大による時短営業要請を受け、1月6日から休業。浦和の姉妹店「BEERNOVA URAWA(ビアノヴァ ウラワ)」(さいたま市浦和区東仲町25)も8月2日から緊急事態宣言を受けて休業している。店主の小林健太さんは「自粛が続くこんな時だからこそ、地元でおいしくてぜいたくなクラフトバーガーを食べてほしい」と、酒類提供の自粛要請期間限定で、普段とは異なるハンバーガー専門店としてのランチ営業を8月26日、始めた。
提供するハンバーガーは、浦和店で好評を得ていたというハンバーガーの肉質や量をグレードアップ。「ビールを飲まなくても満足してもらえるものを」と、特にボリュームにはこだわったと話す小林さんが薦めるのは羊肉を使った「スーパーラムバーガーZ!!」(1,600円)。サシが入ったラム肩ロース肉を手仕込みで角切りに成型したパティを使う。オーストラリア産で、ワインの醸造時に出るぶどうの絞りかすを配合した飼料を与えているという葡萄(ぶどう)牛の肩ロースを100パーセント使用した「クラシックビーフバーガー」や自家製スモークサーモンとクリームチーズを組み合わせた「スモークサーモン~クリームチーズの攻撃~」(以上1,200円)なども提供する。今後、メニューは「シンプルなハンバーガーからスタートしているが、アレンジしながら入れ替えていく予定」という。
具材を挟むバンズは、ドイツパンを提供する北浦和のパン店「エトアール」店主西岡東輝さんと打ち合わせを重ね、ハンバーガー専門店としての営業用に、パン生地にプレッツェル液をかけた特製品を焼いてもらっている。肉系のハンバーガーにはホテルブレッド生地を、魚系のバーガーには玄米食パン生地のバンズを、それぞれオーブンで焼き上げて使用する。
提供するノンアルコールドリンクにも「こだわった」と小林さん。「KOMBUCHA(コンブチャ)」(800円、ハンバーガーとセットで600円)は、お茶に糖類を加え酢酸菌と酵母で発酵させたフルーティーな酸味があるという微炭酸飲料。川口市のKOMBUCHA専用ブルワリーから調達する。小林さんは「クラフトビールが出せない期間中も、こだわりの埼玉県産ドリンクをハンバーガーと一緒に楽しんでほしい」と薦める。
ハンバーガーは全てポテトフライ付き。イートイン・テークアウトのほか、デリバリーサービスfoodpanda(フードパンダ)にも対応する。
営業時間は11時30分~16時(土日祝日は18時まで、ラストオーダーは1時間前)。月曜定休。