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浦和のNPO、ベトナムに車いす送るプロジェクトの支援募る 日本の「kaigo」伝える

今野さん(写真中央)と代表の佐野さん(写真右)、メンバーでフリーアナウンサーの町亞聖さん(写真左)

今野さん(写真中央)と代表の佐野さん(写真右)、メンバーでフリーアナウンサーの町亞聖さん(写真左)

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 NPO法人ヒューマンシップコミュニティ(さいたま市緑区三室)が現在、日本の車いすをベトナムに送るプロジェクトの支援者をクラウドファンディングサイトで募集している。

フォーラムでベトナムの地から講演をする土橋さん

 ベトナムの高齢者施設に日本で使っていた車いすをリユースのために送ることで「日本のkaigo(介護)」を伝えることを目的にした同プロジェクト。医療・介護の勉強会「浦和医介塾」でベトナムのハノイにある高齢者施設で働く日本人介護福祉士の土橋壮之さんが紹介され、興味を持ったミューマンシップコミュニティのメンバーが土橋さんに会いに行き、ベトナムの介護の現状を知ったことがプロジェクトを始めるきっかけになった。土橋さんは介護の勉強のためにイギリスに渡り、そこから東南アジアを巡り、ベトナムへ渡った。現地の高齢者施設で介護福祉士として働きながら「日本のkaigo」をベトナムに伝えるために尽力している。

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 土橋さんから話を聞いた理学療法士の今野祐輔さんは「ヘ?トナムて?使っている車いすは欧米から入ってきているものか?多く、種類が少ない。ヘ?トナムの高齢者にとっては大きすき?て、車いすに縛って拘束しておかないと、ずり落ちてしまう。日本で使っている車いすは種類も豊富て?、体格に合った車いすを使うことか?て?きる。そのような車いすをベトナムに送り、ベトナムの高齢者に使っていただくことで、不要な拘束をなくし、もっと自由に日常生活を過ごすことができる」と話す。車いすを届けるほか、現地て?レクチャーを行い、日本の介護技術を届けることによって、さらなる心身機能や生活向上を促すこともフ?ロシ?ェクトの大きな目的て」と話す。

 同プロジェクトを運営するヒューマンシップコミュニティは心と体の健康を総合的にプロデュースしていく非営利団体。医療や健康、介護に関するセミナーやイベントを、さいたま市浦和区を中心に行っている。9月12日に浦和コミュニティセンターで行われた同団体主催のフォーラムには土橋さんもベトナムからオンラインで特別出演した。代表の佐野幸子さんは「世界の高齢者に幸せを届けたい。そのために『日本のkaigo』を一緒に世界に届けてほしい」と話す。

 クラウドファンディングの目標金額は100万円。支援金は一口=3,000円~。支援者へのリターン品として、写真展・報告会への招待や絵はがき、ベトナムの土産物やヒューマンシップコミュニティセミナーの招待券が用意されている。募集締め切りは10月31日。

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