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伊勢丹浦和店で海外の手作り品「クラフトエイド」販売会

商品を紹介する渡辺さん

商品を紹介する渡辺さん

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 伊勢丹浦和店(さいたま市浦和区高砂1)で5月11日から、海外で作られた手作り商品「クラフトエイド」の販売会が開催されている。販売しているのはシャンティ国際ボランティア会。

海外の手作り品「クラフトエイド」の販売会の様子

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 クラフトエイドの製品を作っているのは、タイ・ラオス・ミャンマー・カンボジア・アフガニスタンなどの少数民族や、スラムに暮らす、困難な状況に置かれている人々。公正な取引をして、適正な価格で製品を買い取ることで支援にもつながるほか、売り上げも同団体の現地の支援活動に充てられる。

 販売会では、草木染や手織り、手刺しゅうなど、さまざまな民族の技術を駆使した服や小物、バッグなど多様な品を販売している。「民族の独自の文化を守っていく支援をしたい。私たちが支援する少数民族は現地ではおおむね差別を受けている。そういう民族の誇りを守っていきたい」と、同会クラフトエイド担当の渡辺ちひろさん。

 アジアの子どもたちへの教育支援や緊急救援を行う同会は、全ての子どもたちに教育の機会を届けるために活動を行っているほか、東日本大震災の被災地にも拠点を置き、復興支援事業も行っている。

 「ここにあるのは全て完全ハンドメードの品。9割以上は女性が作っている。女の人にお金を渡すと、子どもの教育の資金として使ってくれる。学校を作っても、学用品などが買えなくて学校に行かせてもらえなければ意味がない。こういう活動を通して、教育支援を行っていきたい」と渡辺さんは話す。

 販売時間は10時30分~19時30分。

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