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浦和で0歳からの音楽劇「チビゲキ」 出入り自由でロビーでは縁日も

「キツネ」は、ほかの動物たちを守るために「オオカミ」に立ち向かう

「キツネ」は、ほかの動物たちを守るために「オオカミ」に立ち向かう

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 0歳から観覧できる音楽劇「チビゲキVol.6 きつねのおきゃくさま」が12月7日、浦和コミュニティセンター(さいたま市浦和区東高砂町11)多目的ホールで上演される。主催はNPO法人「劇団サードクォーター」。

劇団サードクォーターの劇団員らに加え、一般参加の小学生親子が「ウサギ」を演じる

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 1990(平成2)年設立の同劇団はさいたま市を拠点に、演劇の上演や表現方法のワークショップなどを手がけている。劇団員は14人。現代劇や朗読劇、民話劇を中心に、これまでの公演は50回を超える。

 同企画は2017(平成29)年、小さな子どもと一緒に気兼ねなく楽しめる演劇鑑賞の場としてスタート。コロナ禍の影響で2020年と2021年は休止したが、2022年には年1回の公演を再開。今回は第6弾として絵本「きつねのおきゃくさま」を舞台化する。劇団サードクォーターの劇団員らに加え、一般参加の小学生親子も出演する。

 「ひとりぼっちのきつねが、森で出会った動物たちと暮らすうち、不器用ながら心を開いていく」というストーリー。脚色は、幅広い年齢層に向けて工夫を凝らした。怖いオオカミもユーモラスに描く一方、せりふには「大人に響くフレーズ」をちりばめているという。

 同劇団の企画・制作を担う聡美杏さんは、今回の公演について、「役者がステージから客席近くまで降りて演じるシーンもある。親子で一緒に、その迫力を楽しんでほしい」と話す。

 上演時間は60分。公演中の出入りは自由で、ロビーでは「縁日」や童歌の催しもある。

 開演は11時と14時(開場は各回開演の1時間前)。全席自由。入場料は、大人(中学生以上)=1,000円、子ども(小学生以下)=500円、3歳以下無料。 

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