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北浦和で「日本語で国際交流」 29カ国の日本語教師と市民が交流

研修で来日した日本語教師と歓談する参加者

研修で来日した日本語教師と歓談する参加者

 海外の日本語教師とさいたま市民の交流会「日本語で国際交流」が10月27日、国際交流基金日本語国際センター(さいたま市浦和区北浦和5)で開かれた。

景品を手に記念撮影する日本語教師ら

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 主催はさいたま観光国際協会の国際交流センター。企画・運営は同協会のボランティア14人が担った。2週間〜半年の研修のため来日している日本語教師を歓迎し、市民と交流する機会として、現在は年に1度、同交流会を開いている。今回はアジアや中南米など29カ国から65人の日本語教師と、さいたま市在住・在勤・在学の市民50人が参加した。

 当日は交流会に先立ち、市民向けの日本語国際センターの見学会を行った。同センターは、海外の日本語教育機関に所属する日本語教師の研修などに使う施設。参加者は、教師が利用する食堂や一般公開している日本語教育専門の図書館などを、職員や司書による説明を受けながら見学した。

 交流会は、参加者が約10人ずつのグループに分かれて円形に着席し、さいたま市にまつわるクイズやゲーム、歓談などを楽しむ90分のプログラム。教師が参加したじゃんけんゲームの景品には、着物や法被、手拭い、ぬいぐるみなどを用意した。その後は、隣の席の参加者同士で2~3人のグループを作り、15分ずつ歓談。好きな音楽やアニメ、お薦めのスポットなどについて日本語で話し、会場はにぎわいを見せた。最後には参加者全員で「ふるさと」を合唱。市民が歌詞カードを示し、日本語教師に歌う箇所を教える場面も見られた。

 25年近く国際協力に携わり、今回のイベントの企画・運営を担ったボランティアの有江弘さんは「日本語を愛していただく方たちの気持ちを大事にしている」と話す。準備には半年近くかけ、教師たちを手拍子で歓迎する演出や、全員に景品が行き渡るよう工夫した。日頃から教師と接する日本語国際センターの保田彪賀さんは「教師の方々は普段は真面目だが、今日は積極的に話しかけている」と話す。

 交流会の参加理由は「自分も日本語教師になる予定がある」「海外に興味がある」などさまざまで、世代も幅広い。親子で参加した9歳男児の母親は「最初は緊張していたが、段々とほぐれてきて、最後には『名探偵コナン』の話で盛り上がった」と振り返る。メキシコ、ブラジル、コンゴから参加した日本語教師も「普段は市民の方と話す機会がないので、今日は貴重だった」「この会で私の日本語はレベルアップした」などと笑顔で話した。