大相撲の春巡業が4月24日、サイデン化学アリーナ(さいたま市桜区道場4)で開催され、埼玉大学の学生と留学生が観戦し、力士との交流も行った。
同大多文化共修センターが推進する「多文化共修事業」の一環で、留学生に日本文化を学んでもらうためのプログラム。さいたま市内で大相撲の巡業が開催されることから企画し、日本人学生が案内役となり約50人の留学生が参加した。
当日は開場前から多くの相撲ファンが詰めかけ、力士が到着する際には歓声が沸いた。会場では力士がサインや写真撮影に応じ、参加した留学生は力士との交流を楽しんだ。ほとんどの留学生は相撲を見るのが初めてで、案内役の日本人学生に質問をしながら観戦していた。
力士と写真を撮った留学生は「強そう」と一言。身長はそれほど変わらないものの鍛え上げられた力士の体つきに驚いていた。留学生の一人は「力士は、始めのうちは怖そうだったが一緒に写真を撮ると笑ってくれた。すごく興奮した」と話す。「『宇良』の漢字がかっこいい」と名前入りのタオルを購入した留学生は、宇良関が登場するとタオルを掲げて応援。トーナメントで宇良関が勝利を収めると、周囲の留学生たちと喜びを分かち合っていた。
多文化共修事業では、川越などの県内観光地をバスで巡ったり、着物の着付けを体験したりするなど、日本文化に親しむための活動の機会を設けるとともに、異文化教育や多文化教育の意義を理解するための多文化共修科目を開講している。