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一枚板テーブル製作「アトリエ一本道」が展示会 傷や割れ目も持ち味に

「アトリエ一本道」の村岡さん(右)と近藤さん(左)

「アトリエ一本道」の村岡さん(右)と近藤さん(左)

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 一枚板を使ったテーブルなどを製作する「アトリエ一本道」が9月16日~18日、プラザウエスト(さいたま市桜区道場4)1階ギャラリーで展示会を開く。

アトリエに置かれている一枚板

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 2019年7月に創業し5周年を迎えた同アトリエ。店主の藤園豊さんが、自宅のテーブルを一枚板のダイニングテーブルに買い替えた際、その良さに感動したことが創業のきっかけという。

 一枚板のテーブルは依頼者に木材を実際に見て選んでもらい製作する。使う木材は世界各地から仕入れた、トチノキ、ウオールナット、ヒノキなど。販売営業の村岡結仁さんは「それぞれの持つ風合いや、年輪の模様も同じものは一つとしてない。世界に一つしかないのが最大の魅力」と話す。

 テーブルの依頼は関東近郊にとどまらず、長野や沖縄まで納品しているという。同アトリエでは普通の家具店ではあまり扱わない傷や割れ目のある一枚板も仕入れ加工する。職人の近藤龍志さんは「傷や割れ目も木の持ち味。うまく加工処理すればきちんと使える」と話す。

 展示会は今回で3回目。一枚板テーブル、スツール、表札、時計、木のボールペン、アクセサリー、キッチン用品、木の小物などを展示販売する。村岡さんは「一枚板テーブルを扱っている店は多くあるが、敷居が高く入りづらいこともある。気軽に見てもらえたら」と話す。「一枚板テーブルは見比べてみると違いも分かり面白い。樹齢300年の木から切り出された一枚板は重厚で、温かみもあるので触ってみてほしい」とも。

開催時間は9時~17時。

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