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東浦和のギャラリーで「田中宏美展」鮮やかに大地を描く

東浦和の「Gallery Pepin」で行われる企画展「田中宏美展」

東浦和の「Gallery Pepin」で行われる企画展「田中宏美展」

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 東浦和にある「Gallery Pepin(ギャラリーぺピン)」(さいたま市緑区大牧)で10月26日より、企画展「田中宏美展」が開催される。

東浦和の「Gallery Pepin」で行われる企画展「田中宏美展」

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 田中宏美さんは1978(昭和53)年、埼玉県生まれ。2002年に女子美術大学院を修了し、その後は都内を中心にさいたま市でも活動を行っており、浦和区で開かれる「どこかでお会いしましたね」展にも毎年出展している。

 展示される作品は画面のほとんどが白で覆われ、その上に黄色で線が引かれている。黄色の線は山の稜線(りょうせん)を表しているという。よく見ると雪を表す白の下にも色が重なっていることが分かる。

 同ギャラリーを運営する小林優佳さんは「田中さんの作品は何層も色を重ねて白で覆い、削る作業を行うことで、鮮やかで淡く美しい色を浮かび上がらせる。大きな山は生命体であり、色鮮やかな淡い発光は生命力そのもの。秋が深まってきて、四季が乱れている今だからこそ、自国の四季が与えてくれる情緒の豊かさを感じる。芸術の秋に鑑賞に来てほしい」と話す。

 木曜のみ開廊(11月22日は開廊し、23日休廊)。開廊時間は12時~18時。入場無料。12月14日まで。

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