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南浦和「大谷場氷川神社」のアジサイ園が見頃

神社の周りに咲くアジサイ

神社の周りに咲くアジサイ

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 南浦和の「大谷場氷川神社(南区南本町1)」のアジサイ約1100株が見頃を迎えている。

神社を守る「キジの石像」

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 同神社の本殿の創建年代は古く、江戸時代の1666(寛文6)年に再建され「さいたま市の有形文化財」に指定されている。この辺りには当時、キジが多く生息していたため「神の使い」とされ、鳥居の脇には狛犬の代わりに「キジの石像」が鎮座している。神社は、南浦和駅近くの住宅街の小さな山の上にあり、アジサイは他の木々と共に神社の周りに植えられている。「ミニアジサイ園」の看板も掲出されている。

 氏子総代長の小池登さんは「アジサイは、約20年以上前に地域の花屋から売れ残ったものをもらったと記憶している。株分けしながら神社の横に約100本植えた。その後、神社の近くに住む男性のご厚意で水やりをしたり挿し木をしたりして育てながら、20種類を集め1100本にしたようだ」と話す。

 紫や青色など色鮮やかなアジサイが咲く中、アメリカ原産の品種「アナベル」の白いアジサイも。1つの花房が小さく手まり状で、大きさは直径20センチほど。薄ピンク色の「アナベル」も見られる。神社の横を通った60代女性は「今年もきれいに咲いている。街に花があるといいわね」と笑顔で話していた。

 見頃は7月上旬ごろまでという。

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