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レッズランドが開設20周年 記念セレモニーで施設の歩み振り返る

20周年記念セレモニーに登壇した関係者ら

20周年記念セレモニーに登壇した関係者ら

 総合スポーツ施設「レッズランド」(さいたま市桜区下大久保)で5月4日、「レッズランド20周年記念セレモニー」が行われた。主催は一般社団法人「レッズランド」と浦和レッドダイヤモンズ。

多くの親子連れでにぎわったキッズフェスタの様子

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 同施設は、Jリーグの理念「Jリーグ百年構想~スポーツで、もっと、幸せな国へ。」を具現化する場として2005(平成17)年に開設。約14万平方メートルの敷地内に、サッカー場のほか、テニスコート、日帰りキャンプ場、バーベキュー広場などを備える。育成組織やレディースチームの活動、市民の利用を支える地域スポーツ拠点となってきた。
 セレモニーでは、Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎さんのほか、レッズランド開設に尽力した元浦和レッドダイヤモンズ社長の犬飼基昭さん、浦和レッズU-21チーム強化担当の宇賀神友弥さん、三菱重工浦和レッズレディースの池田咲紀子選手らがトークセッションに登壇した。

 開設の経緯について、犬飼さんが当時を振り返った。ヨーロッパ駐在時代に、芝生のグラウンドを中心に家族や仲間が過ごすスポーツクラブを見て、「日本にもこんな場所を作りたいと強烈に思いながら帰国した」という。実現に向けては、「やりたいことに取り組んでいると、止める人よりも10倍以上の仲間ができる」と話した。

 2019年の台風被害では、レッズランドが水没した。当時の映像を見た川淵さんが「再生はほとんど不可能だと思った」と振り返るほどの被害だったという。復旧支援のクラウドファンディングを行った宇賀神さんは、浦和レッズ以外のチームのサポーターからも支援があったことを紹介し、「サッカーの持つ力、スポーツの持つ力を感じた」と語った。
 池田選手は、レッズランド開設時から同施設で練習してきた。「中学生の頃から通い、大好きなサッカーを毎日できたことは幸せだった」と振り返った。バーベキュー広場については、「練習後にみんなでバーベキューをする流れが好きだった」と笑顔を見せた。

 川淵さんは、開設時のレッズランドについて「日本で初めてできる施設としては最高だと思った。感激して、開設時のあいさつで大泣きした」と振り返った。サッカーなど一つの競技に限らず、運動が得意な人も苦手な人も楽しめる場の必要性にも触れ、スポーツが苦手な人でも面白いと思えるような競技を生み出し、広げていくことにも期待を寄せた。
 当日は「レッズランドキッズフェスタ2026」も開催。5回目となる今回は、スタンプラリーやミニスポーツゲームなどを実施。会場では、子どもたちがサッカーやラグビー、自転車を使った遊びなどを楽しんだ。

 レッズランドの田口誠代表理事は「スタジアムの熱狂だけでなく、レッズランドを通じてまちづくりやスポーツ文化に寄与し、次の20年につなげていきたい」と話した。

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