さいたま市浦和区にある浦和コミュニティセンター第14集会室（浦和区東高砂町11）で5月21日、第52回大往生の勉強会「公正証書遺言にするとどんな効用があるのでしょう？」が開催される。主催はライフ・アンド・エンディングセンター。

以前のセミナーの様子

　法律の専門家である「公証人」が作る公正証書遺言は、自分で書く遺言よりも信頼性が高く無効になりにくい。同セミナーは公正証書遺言について学ぶことにより、きちんとした将来設計を行い、将来の不安を解消することを目的に開催される。セミナーでは浦和公証センター公証人の金澤勝幸さんを講師に招き話を聞く。

　主催のライフ・アンド・エンディングセンターは「全ての人が福祉社会の下に安心して暮らせること」を目指し活動するNPO法人。2009年から「大往生」のために必要なことを元気なうちから学ぶ目的で「大往生の勉強会」を開催している。

　同団体理事長の須齋美智子さんは「遺言にはいくつか種類があるが、公正証書遺言はより法的に有効性が高い。また遺言書と聞くと高齢者のものと思われがち。公正証書は学校では教えてくれない社会人として必要な知識となるため、若い人にもぜひ知っておいてほしい」と話す。

　開催時間は14時～16時。参加費は1,000円。希望者には16時～16時30分までは行政書士による相談も受け付ける。問い合わせ、申し込みはライフ・アンド・エンディングセンターへ。