プレスリリース

眼瞼下垂症の保険適用手術、認知度わずか28.3%|40代以上の67.0%が「まぶたの重さ」を実感も放置傾向

リリース発行企業:医療法人社団鉄結会

情報提供:

【結論】本調査のポイント
結論から言うと、まぶたが重く見えにくいと感じる方は眼瞼下垂の可能性があり、視野障害がある場合は保険適用の手術対象となります。眼瞼下垂の手術は形成外科や眼科で受けることができ、保険適用3割負担で約4~5万円が費用目安です。ただし、見た目の改善のみを目的とする場合は自由診療となり、費用は20~40万円程度となります

・40代以上の67.0%が「まぶたが重い・開けにくい」と感じた経験あり
・眼瞼下垂が保険適用で手術できることを知っている人はわずか28.3%
・眼瞼下垂の症状を感じながら医療機関を受診したことがある人は23.7%にとどまる

用語解説
■ 眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)とは
眼瞼下垂症とは、上まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)やその腱膜の機能低下により、まぶたが十分に開かなくなる疾患である。先天性と後天性があり、後天性は加齢やコンタクトレンズの長期使用、目をこする習慣などが原因となる。視野が狭くなる、眼精疲労、頭痛、肩こりなどの症状を引き起こすことがある。

■ 挙筋前転法(きょきんぜんてんほう)とは
挙筋前転法とは、眼瞼下垂の手術方法の一つで、伸びてしまった挙筋腱膜を瞼板に再固定することで、まぶたを開く力を回復させる術式である。保険適用の標準的な治療法であり、局所麻酔で行うことができる。

■ 腱膜性眼瞼下垂(けんまくせいがんけんかすい)とは
腱膜性眼瞼下垂とは、眼瞼挙筋の腱膜が瞼板から外れたり伸びたりすることで生じる後天性眼瞼下垂の一種である。加齢に伴う眼瞼下垂の多くがこのタイプに分類され、挙筋前転法による手術が有効である。
眼瞼下垂手術:保険診療と自由診療の比較

※当院監修医師の眼瞼下垂治療経験に基づく数値です。症状や術式により個人差があります。

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、まぶたの重さや見えにくさに悩む全国の30~60代の男女300名を対象に「眼瞼下垂に関する意識調査」を実施しました。当院は皮膚腫瘍・皮膚外科領域で30,000件以上の手術実績を持つ監修医師のもと、眼瞼下垂を含む様々な皮膚・形成外科疾患の診療を行っています。
調査背景
近年、スマートフォンやパソコンの長時間使用、コンタクトレンズの普及により、眼瞼下垂の発症年齢が若年化していると言われています。「まぶたが重い」「目が開けにくい」「おでこにシワが増えた」といった症状は、単なる疲れ目や老化現象と思われがちですが、実は眼瞼下垂という疾患の可能性があります。視野障害を伴う眼瞼下垂は保険適用の手術対象となりますが、その認知度は低い現状があります。そこで当院では、眼瞼下垂に関する一般の認識と受診行動の実態を明らかにするため、本調査を実施しました。
調査概要
調査対象:まぶたの重さや見えにくさを感じたことがある全国の30~60代の男女
調査期間:2026年6月15日~6月24日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】回答者の78.3%が「まぶたの重さ」を日常的に感じている
設問:日常生活で「まぶたが重い」「目が開けにくい」と感じることはありますか?



約8割の回答者がまぶたの重さを実感しており、特に「頻繁に感じる」と回答した人は34.7%と高い割合を示しました。これらの症状は眼瞼下垂の初期症状である可能性があり、早期の専門医受診が推奨されます。
【調査結果】保険適用で手術可能と知っている人はわずか28.3%
設問:眼瞼下垂という疾患を知っていますか?また、保険適用で手術できることを知っていますか?



眼瞼下垂という疾患自体の認知度は63.3%ありますが、保険適用で手術できることを知っている人は28.3%にとどまりました。多くの人が自由診療の高額な美容手術と混同している可能性があります。
【調査結果】61.7%が「特に何もしない」、医療機関受診は23.7%のみ
設問:まぶたの重さや見えにくさを感じた際、どのような対処をしていますか?(複数回答可・最も当てはまるもの)



6割以上が症状を感じても特に対処せず放置していることが判明しました。医療機関を受診した人は4人に1人程度で、多くの人が眼瞼下垂の可能性を考慮せず、加齢や疲れのせいと考えていることがうかがえます。
【調査結果】43.0%が「費用」を最重視、「保険適用の有無」は治療判断に大きく影響
設問:眼瞼下垂の手術を検討する場合、最も重視する点は何ですか?



費用面を最も重視する人が43.0%と最多でした。眼瞼下垂手術が保険適用で約4~5万円(両目・3割負担)で受けられることを知れば、受診のハードルが下がる可能性があります。
【調査結果】45.7%が「眼科」と回答、形成外科での治療を知る人は26.3%
設問:眼瞼下垂の手術を受けるとしたら、何科を受診しますか?



眼瞼下垂手術は眼科と形成外科の両方で行われますが、形成外科での治療を認識している人は26.3%でした。美容外科と回答した人も18.0%おり、保険診療と自由診療の違いが十分に理解されていない現状がうかがえます。
調査まとめ
本調査により、まぶたの重さを感じている人は非常に多いものの、眼瞼下垂という疾患の認知度、特に保険適用で手術できることの認知度は低いことが明らかになりました。約8割がまぶたの重さを実感しながらも、6割以上が放置しており、医療機関を受診した人は4人に1人程度にとどまります。費用を重視する人が最も多いことから、保険適用で手術可能という情報が広まれば、早期受診・早期治療につながる可能性があります。眼瞼下垂は放置すると視野障害の悪化、慢性的な頭痛・肩こり、見た目の老化などを引き起こすため、症状を感じたら形成外科や眼科への早期受診が推奨されます。
医師コメント|アイシークリニック 高桑康太医師
皮膚外科・形成外科領域で15年以上の臨床経験から申し上げると、「まぶたが重い」「視野が狭くなった」と感じる方の多くは眼瞼下垂の可能性があり、視野障害を伴う場合は保険適用の手術対象となります。

眼瞼下垂は、上まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋という筋肉やその腱膜の機能が低下することで起こります。先天性のものもありますが、多くは加齢に伴う腱膜性眼瞼下垂で、特に40代以降に症状が顕著になります。コンタクトレンズの長期使用や、目をこする習慣、アトピー性皮膚炎なども発症リスクを高めます。

眼瞼下垂の代表的な症状として、まぶたが重い、目が開けにくい、視野が狭くなった、おでこにシワが増えた、眉毛が上がった、眼精疲労、頭痛、肩こりなどが挙げられます。これらは無意識のうちに額の筋肉でまぶたを持ち上げようとする代償作用によって生じます。

手術は主に挙筋前転法という術式で行われ、伸びた腱膜を瞼板に再固定することでまぶたを開く力を回復させます。局所麻酔で行い、片目30~60分程度で終了します。保険適用の場合、3割負担で両目約4~5万円が費用目安です。

ただし、視野障害などの機能的な問題がなく、見た目の改善のみを目的とする場合は自由診療となります。保険診療か自由診療かの判断は、問診・視診・視野検査などを経て医師が行います。
【エビデンス】日本形成外科学会および日本眼科学会のガイドラインでは、眼瞼下垂症は視機能に影響を及ぼす疾患として位置づけられ、視野障害を伴う場合の手術治療は保険診療の対象となっています。手術の適応判断には、瞼裂幅(まぶたの開き具合)やMRD-1(瞳孔中心から上まぶた縁までの距離)などの客観的指標が用いられます。
眼瞼下垂のセルフチェックポイント
・目を開けているのにまぶたが瞳孔にかかっている
・おでこにシワを寄せないと目を開けられない
・眉毛の位置が以前より上がった
・夕方になると目が開けにくくなる
・慢性的な頭痛や肩こりがある
受診時に確認すべきこと
・保険適用の対象になるか(視野検査の結果)
・手術方法と予想されるダウンタイム
・片目ずつか両目同時かの判断
・術後の通院スケジュール
高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. まぶたが重いのは眼瞼下垂?それとも単なる疲れ目?
A. 慢性的にまぶたの重さを感じる場合は眼瞼下垂の可能性があります。
今回の調査では78.3%がまぶたの重さを感じていましたが、医療機関を受診した人は23.7%にとどまりました。一時的な疲れ目との違いは、おでこにシワを寄せないと目を開けられない、眉毛の位置が上がった、夕方になると症状が悪化するなどの特徴があるかどうかです。これらの症状が当てはまる場合は、形成外科や眼科への受診をお勧めします。

Q2. 眼瞼下垂の手術は保険適用される?
A. 視野障害などの機能的問題がある場合は保険適用となります。
調査では保険適用で手術できることを知っている人は28.3%でした。眼瞼下垂により視野が狭くなるなどの機能障害がある場合、保険診療の対象となり3割負担で両目約4~5万円で手術可能です。ただし、見た目の改善のみを目的とする場合は自由診療(両目30~50万円程度)となります。

Q3. 眼瞼下垂の手術はどこで受けられる?何科に行けばいい?
A. 形成外科または眼科で手術を受けることができます。
調査では45.7%が「眼科」、26.3%が「形成外科」と回答しました。両科とも眼瞼下垂手術を行っていますが、形成外科は皮膚・軟部組織の手術を専門とするため、傷跡や仕上がりの美しさにも配慮した手術が期待できます。まずはどちらかの診療科を受診し、検査を受けることをお勧めします。

Q4. 眼瞼下垂を放置するとどうなる?
A. 視野障害の悪化、慢性的な頭痛・肩こり、見た目の老化が進行します。
調査では61.7%が症状を感じても「特に何もしない」と回答しました。しかし眼瞼下垂を放置すると、視野がさらに狭くなり日常生活に支障をきたすほか、額の筋肉を使ってまぶたを上げようとする代償作用により、慢性的な頭痛や肩こり、おでこのシワの深化が進みます。早期治療により、これらの症状改善が期待できます。

Q5. 眼瞼下垂手術のダウンタイムはどのくらい?
A. 腫れや内出血のピークは1週間程度、完全に落ち着くまで1~2週間です。
調査で14.7%がダウンタイムを重視すると回答しました。眼瞼下垂手術後は腫れと内出血が生じ、ピークは術後3~5日程度です。1週間程度で抜糸を行い、2週間程度で腫れはほぼ落ち着きます。デスクワークであれば術後数日~1週間程度で復帰可能ですが、接客業など見た目が気になる仕事の場合は1~2週間の休暇取得を推奨します。
放置のリスク
・視野障害が進行し、運転や読書などの日常生活に支障をきたす
・額の筋肉を使う代償作用により、慢性的な頭痛・肩こりが悪化する
・おでこのシワ、眉毛の位置上昇など、顔の老化が進行する
・左右差が生じ、見た目のアンバランスが目立つようになる
こんな方はご相談ください|受診の目安
・目を開けているのにまぶたが黒目にかかっている
・おでこに力を入れないと目を開けられない
・慢性的な眼精疲労、頭痛、肩こりがある
・夕方になると特にまぶたが重く感じる
・周囲から「眠そう」「目つきが悪くなった」と言われる
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・形成外科・皮膚外科領域で30,000件以上の手術実績を持つ監修医師が在籍
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院で土日祝日も診療対応
・保険診療と自由診療の両方に対応し、患者様のご希望に応じた治療提案が可能
・術前の視野検査からアフターケアまで一貫したサポート体制

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

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