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浦和でフランス式食文化の定着を目指す「アペリティフ365in埼玉」

シェフクラブSAITAMAのシェフによるアミューズが一堂に

シェフクラブSAITAMAのシェフによるアミューズが一堂に

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 浦和ロイヤルパインズホテル(さいたま市浦和区仲町2)で6月4日、「アペリティフ365in埼玉」が行われた。

ふんだんに使用される埼玉県産の食材(さいたまヨーロッパ野菜研究会)

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 フランスで日常的に楽しまれている「アペリティフ」。同イベントは、食事の前に飲み物とおつまみを手に友人たちとおしゃべりを楽しむライフスタイルを「ゆとりある食習慣」として日本に定着させることを目的に行われる。

 フランスの農水省が2004年に定めた「アペリティフの日」の毎年6月第1木曜に開催され、今年で8回目。昨年からは同日だけでなく1年365日楽しむ習慣の定着を目指し「アペリティフ365」と題して世界10カ国、21都市で同時開催と規模を拡大。2年目となる今年は全国で開催される。埼玉での主催はシェフクラブSAITAMA。

 イベントはテレビ東京「SUPER GT+」などに出演の土屋滋生さんをMCに、会場に用意されたシェフクラブSAITAMA加盟店のシェフらの手によるアミューズと飲み物を手にした300人を超える参加者たちで盛大にスタート。

 料理はトラットリアアズーリ(南区別所7、TEL 048-710-5300)による「岩槻産ヨーロッパ野菜のバーニャカウダ」や、フランス料理アルピーノ(大宮区北袋町1、TEL 048-641-9489)による「彩のかがやきフォアグラ丼」をはじめとした地元埼玉の食材をふんだんに使用した料理が数多く供され、参加者は地元の味とフランスのスローライフのひとときを楽しんだ。

 会場の中央には5月17日に行われた「日本氷彫刻会夏季全国展予選関東大会」で優勝を果たした同ホテル木村裕昭さんの氷彫刻も展示され、イベントに華を添えた。

 今回で3回目の参加という女性は「一流シェフの料理がこれだけ一堂に会する機会はめったにない。さいたま市の食材を使ってくれるのにも共感を覚える」と話した。

 シェフクラブSAITAMAの北さんは「このイベントを通じてさいたまのシェフの力量、フランス料理の奥深さを知っていただきたい。回を重ねることでこの活動の裾野を広げていければ」と期待を込める。

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