モロッコ料理とクラフトビールを主軸にしたレストラン「ホップトリップ浦和店」(さいたま市浦和区仲町1)が5月1日、JR浦和駅西口近くにオープンした。
浦和店限定メニューの冷製前菜 鮮魚にミントとヨーグルトを合わせた「モロッカンクルード」
埼玉県内でも数少ないモロッコ料理専門店として、日本人向けにアレンジしたタジン鍋など現地の伝統料理を提供する同店は、2025年10月に与野駅近くの旧店舗「ホップとリップ」閉店後、同年11月に横浜・たまプラーザへ移転。今回の浦和店はブランド名を「ホップトリップ」へと統一し、埼玉県内で再び構えた店舗となる。
店舗面積は約19坪。店内は、テーブル8卓、テラス1卓、カウンター6席を備える。モロッコの古都「マラケシュ」をテーマに、ピンクとグリーンをキーカラーに採用。現地から直輸入した職人手作りのタイルやランプを配置し、「異国情緒あふれる空間」を作り上げた。店主の瀬下翔さんは「たまプラーザ店が港町エッサウィラをイメージしているのに対し、浦和店は内陸の温かみがあり、活気ある街並みを表現した」と話す。浦和への出店について、「もともと、浦和で店を出すのが夢だった。ようやく地元に戻れた今、お客さまから『待っていた』と言ってもらえるのがありがたい」と話す。
提供する料理は、現地の味をそのまま再現するのではなく、和だしを活用するなどして、「日本人の口に合うエスニック」を目指している。看板メニューは、タジン鍋で提供する「ミートボールとプルーンのタジン」(1,980円)や、モロッコ風の前菜5種を盛り合わせた「モロッコ満喫プレート」(1,760円)など。浦和限定メニューとして、鮮魚にミントとヨーグルトを合わせた冷製前菜「モロッカンクルード」(1,540円)や、牛肉と野菜を煮込んだ期間限定メニュー「牛肉と塩レモンのタンジーヤ」(2,860円)を提供する。
ランチタイムには、本格的なタジン料理のほか、日本人に親しみがあるカレーや唐揚げ、牛丼などをモロッコ風にアレンジしたプレートメニュー(前菜2種・ドリンク付き、1,200円)を提供する。ビールは、秩父麦酒とコラボしたオリジナル銘柄「ホップトリップと旅するクマ」(Sサイズ820円~)をはじめ、多彩なクラフトビールや「すっきりとした味わいが特徴」だというモロッコの「カサブランカビール」など8種ほどをそろえる。そのほか、パティシエが監修したハリッサでアクセントを加えたスパイシーな「ハリッサチーズケーキ」(660円)などのデザートも用意する。
村上憲太郎店長は「ベビーカー利用の子連れの方も気兼ねなく楽しんでほしい。味は日本人向けなのでモロッコ料理といってもハードルは高くない。ゆくゆくは埼玉のビールをそろえ、地域を盛り上げていきたい」と話す。瀬下さんは「希少なモロッコ料理を通じて、地域の方々の日常にちょっとした旅気分を届けられる場所にしていければ」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~22時。