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東浦和におうちカフェ「かふぇらら」 誰もが立ち寄れる寄り合い所に

「かふぇ らら」の店の前で多田早苗さん(左)

「かふぇ らら」の店の前で多田早苗さん(左)

 一軒家を改装したおうちカフェ「かふぇらら」(さいたま市緑区大間木2)がオープンして、6月2日で3カ月がたった。

「かふぇ らら」の焼きたてパン

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 店主の多田早苗さんが、以前自宅として使っていた2階建ての一戸建て住宅を改装して開いた。全メニューがテイクアウト可能で、地域農家の野菜や福祉作業所の製品も販売する。スペースの貸し出し(予約制)も行っており、「地域の寄り合い所、散歩の一休みの店」を目指している。

 多田さんは、放課後等デイサービスや就労継続支援B型作業所などを運営する「Mirai Support」「ピュアサポート」の代表を務める。重度の身体障害を抱える長男を育ててきた経験を生かして、「どんな子どもでも参加できる」幼児教室を開講した。多田さんは「どんな子どもでも『子ども同士の関わり』が一番成長の刺激になる。それを経験させたくて一般的な幼児教室に通わせてもらったこともあったが、結局断られてしまった。ならば自分で作ってしまおうと教室を始めた」と振り返る。市内外から講座の依頼を受けるうちに、周囲からの声に後押しされて放課後等デイサービスを開業。「卒所生の社会人生活も支えてほしい」という声も増え、現在では就労支援や居宅支援などさまざまな福祉事業を展開している。

 カフェの調理や弁当の配達は、多田さんが運営する作業所「らら」の利用者も手伝う。飲食店は初挑戦だが、これまでに放課後等デイサービスの給食調理や障害のある長男の子育てを通じて、『食』について学んだ経験を生かす。近くの畑で夏野菜も栽培しており、いずれ料理に取り入れるつもりだという。多田さんは「まだ試行錯誤の日々だが、カフェは自分の楽しみのためにもやりたい」と話す。

 同店の焼きたてパン(50円~)は毎日11時と14時ごろに焼き上げる。多田さん「一押し」の「クリームパン」(140円)や季節の食材を使ったパンなど5、6種類ほどを並べる。「管理栄養士監修の日替わりランチ」(640円)は限定5食。チーズケーキなどのデザート(350円~)、ハーブティーやブレンドコーヒー、ジュースなどのドリンク(350円~)も用意する。1週間前までの予約で弁当宅配も行う

 多田さんは「店は自分たち家族の思い出もたくさん詰まっている家でもある。外観が『家』そのままなので分かりづらいかもしれないが、小さなお子さま連れでゆっくりランチをしたり、犬の散歩のついでに休憩したりしてもらえたら。いろいろな方に、気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。

 営業時間は11時~15時。土曜・日曜・祝日定休。

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