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北浦和に山形肉そば専門店 大宮「地鶏割烹河松」からのれん分け

「肉蕎麦かわしょう」の松田波音さん・陽登さん(右より)

「肉蕎麦かわしょう」の松田波音さん・陽登さん(右より)

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 「肉蕎麦(そば)かわしょう」(さいたま市浦和区元町2)が12月26日、旧中山道沿いにオープンした。

山形県河北町名物「冷やし肉そば」

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 大宮の「地鶏割烹河松」(大宮区大門町1)からのれん分けした同店。大学3年の松田波音さん、19歳の陽登さんが店主を務める。松田さん兄弟は、山形県出身の親類が営む「地鶏割烹河松」でアルバイトとして勤務していた時に、同店のランチで好評だった「肉そば」を多くの人に味わってもらうため新店舗立ち上げの話が持ち上がった。その際、真っ先に手を挙げたという。

 肉そばは山形県河北町名物。山形の地粉を使った麺と甘めのつゆが特徴で、「冷やし肉そば」として食べることも多い。河北町には肉そば店が13店あり、「冷たい肉そば食べ歩きガイドマップ」が作られるほど親しまれているという。同店では、山形から直送された麺を使い、時間をかけて煮出した鶏だししょうゆベースのつゆに肉とネギをのせて提供する。

 提供する料理は、肉そば、そば華、板そば(そば950円)、肉そばとそば華の違いは麺の種類による。大盛りは250円。トッピングにとり天、彩り野菜のかき揚げを用意。一品料理は、山形のおみ漬け(以上350円)、山形のだし豆腐、山形のだしごはん(以上550円)などの山形名物をそろえる。ドリンクは、ソフトドリンク(400円)、ビール(550円)、ウイスキー(750円)のほか、山形の銘酒「出羽桜」をそろえる。

 旧中山道沿いに面する同店は、ランチタイムにカウンターが満席になるほどにぎわう。客層は30~50代が中心で、学生も多く来店する。「オープン間もないにもかかわらず、何度も足を運んでくれるお客さまがいてうれしい。当店へ気軽に立ち寄り山形名物を味わい、山形の良さをもっと知ってもらえたら」と松田さんは話す。

 営業時間は、11時~15時、17時~23時。

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