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さいたま芸術劇場で演劇「永遠の一秒」 出演者はオール埼玉

稽古の様子

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 与野本町にある「彩の国さいたま芸術劇場」(さいたま市中央区上峰3)小ホールで4月3日~5日、「永遠の一秒」埼玉公演が行われる。

稽古の様子

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 太平洋戦争の特攻隊をテーマにした同作品。第27回池袋演劇祭優秀賞受賞作品。プロデューサーを務める「アルコグランデ」代表の木原真弓さんによると、2015年に同作品に出会い、ぜひ埼玉で上演したいと思い実現にこぎ着けたという。

 埼玉公演に当たり、キャスティングも「オール埼玉」にこだわった。脚本・演出は坂戸市出身の畠山貴憲さん。座長・主演は俳優で埼玉県公認「勝手に埼玉応援隊」彩の国けんけつ特命大使・蓮田市広報大使の「にゃんたぶぅ」としても活動する森田桂介さん。ほかのキャストも埼玉にゆかりのある人を起用している。

 木原さんは「戦争を取り扱った作品は、イデオロギー的な要素が含まれがちだが、この作品は特攻隊を題材にしながらも、メインテーマは戦争そのものではなく命のつながりにある、見てもらう人にも受け入れてもらいやすく、演者やスタッフにも共感されやすいのではないか。埼玉では今回が初めてだが、次年度以降も継続して行い、オーディションを行いながら埼玉演劇の登竜門となるような舞台を提供し、埼玉の文化振興にも寄与したい」と話す。

 時間は4月3日、4日の14時からと19時から、4月5日の14時からの5回公演。入場券は、自由席=前売り4,300円、当日4,500円。指定席=6,000円。問い合わせはアルコグランデ(TEL 048-711-1337)まで。

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