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浦和で親子ワークショップさいたまで街歩きと共想法

浦和パルコで中学生と地元アーティストの作品展示

浦和パルコで中学生と地元アーティストの作品展示

浦和パルコで展示されたアート作品と本多真理子さん。

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 浦和パルコ(さいたま市浦和区高砂)7階プロモーションスペースで現在、アーティストの本多真理子さんが本太中学校の生徒たちと一緒に作り上げた作品が展示されている。作品は学校への美術家派遣プログラム「羊の衣は姿を変えて」で制作されたもの。

思いを込めた短冊アート

 同展は9月に開催される「さいたまトリエンナーレ2016」のパートナーシップ事業として行われた企画展「美術と街巡り・浦和」の一環。会場には上から赤い羊毛がつるされている。その先には赤い羊毛に包まれたいろいろな物体がつながれ、その下には白い短冊のようなものに文字が書かれている。これらの物体は全て生徒たちの「役目の終わったもの」で、例えば使い終わったペンやボールなどを赤い羊毛で包んだもの。その物に抱いていた思いを一緒に書き留めた言葉が書かれている。赤い羊毛でくるまれているため、直接それらの物は見えないが、コメントを通して中身を想像することができる。

 制作を行った本太中学校で展示した後、彩光舎の石膏室(浦和区岸町6)を経て、3月24日から同所で展示している。「商業ビルの展示ということで気を使ったが、みんなの作品に力があるので心配はいらなかった」と本多さんは話す。

 本多さんはが赤い糸を使い始めたのは10年前にオーストリアでアーティストインレジデンス(アーティストが一定期間同じ土地に集まり、そこで制作を行う)に参加したことがきっかけだった。「毛糸はどこの国でも調達しやすい素材。制作していく中で、線が面になり、空間までも占めていく柔軟な素材。デリケートなイメージがあるが、撚(よ)った糸は人一人持ち上げる力を持つ。そういう糸の力強さを表現したい。そして赤は自然界の中にある青や緑と補色の色でお互いに強く作用する。そして赤い糸には運命の赤い糸という言い伝えにも引かれている」と話す。

 「白い空間に広がる赤い糸とさまざまな形のフェルト。揺れる短冊に書かれた言葉を読んで生徒たち一人一人の個性を感じてほしい」と本多さんは来場者への思いを語る。

 営業時間は10時~21時。入場無料。今月31日まで。

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