プレスリリース

【調査】粉瘤手術経験者300名に聞いた「治療費用と術後満足度」|保険適用で約8,000円~、87.3%が早期受診を推奨

リリース発行企業:医療法人社団鉄結会

情報提供:

【結論】本調査のポイント
結論から言うと、粉瘤の手術費用は保険適用3割負担で約8,000円~15,000円が目安です。くりぬき法は傷跡が小さく(4mm程度)ダウンタイムが短い一方、切開法は大きな粉瘤や炎症を起こした症例に適しています。放置すると炎症・感染のリスクが高まるため、しこりに気づいた時点での早期受診が推奨されます。
・粉瘤手術経験者の87.3%が「もっと早く受診すればよかった」と回答
・手術法選択で最も重視された点は「傷跡の目立ちにくさ」(42.7%)
・炎症を起こしてから受診した人の割合は58.3%に達し、早期発見の重要性が浮き彫りに

用語解説
■ 粉瘤(アテローム)とは
粉瘤とは、皮膚の下に袋状の構造物(嚢腫)ができ、その中に角質や皮脂が蓄積する良性の皮膚腫瘍である。表皮嚢腫とも呼ばれ、身体のどこにでも発生しうるが、特に顔面・頸部・背部・臀部に好発する。自然治癒することはなく、完治には外科的切除が必要である。
■ くりぬき法(へそ抜き法)とは
くりぬき法とは、粉瘤の中心部に小さな穴(通常4~6mm)を開け、内容物と袋を摘出する低侵襲な手術方法である。傷跡が小さく、ダウンタイムが短いという特徴があり、非炎症性の小~中程度の粉瘤に適応される。
■ 切開法(紡錘形切除法)とは
切開法とは、粉瘤を袋ごと紡錘形に切除し、縫合する従来からの標準的な手術方法である。大きな粉瘤や炎症を繰り返した症例、癒着が強い症例に適しており、袋の取り残しによる再発リスクが低いという特徴がある。

くりぬき法と切開法の比較

※当院監修医師の30,000件の皮膚腫瘍手術実績に基づく数値です。粉瘤の大きさや部位により異なります。

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、粉瘤手術を経験した全国の20~60代男女300名を対象に「粉瘤治療に関する実態調査」を実施しました。本調査では、手術費用・術後経過・治療法選択の決め手・受診タイミングへの後悔など、これから粉瘤治療を検討されている方に役立つリアルな情報をまとめています。

調査背景
粉瘤は日本人の約1~2%に発生するとされる非常に身近な皮膚腫瘍ですが、「痛くないから」「小さいから」と放置される傾向があります。しかし、放置により炎症や感染を起こすと、手術が複雑になり、傷跡も大きくなる可能性があります。当院監修医師への相談でも「もっと早く来ればよかった」という声が多く聞かれることから、粉瘤治療の実態を明らかにし、適切な受診タイミングや治療選択に関する情報を提供することを目的として本調査を実施しました。

調査概要
調査対象:過去5年以内に粉瘤の手術を受けた経験のある全国の20~60代男女
調査期間:2026年4月13日~4月22日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名

調査結果
【調査結果】6割以上が発見から半年以上放置してから受診
設問:粉瘤の存在に気づいてから、実際に医療機関を受診するまでどのくらいの期間がかかりましたか?



粉瘤を発見してから受診するまでに6ヶ月以上かかった人は53.7%と半数を超えています。「痛くなかったから」「様子を見ていた」という理由で放置するケースが多く、結果として炎症を起こしてから慌てて受診するパターンが目立ちます。
【調査結果】約6割が炎症を起こしてから受診、早期発見の重要性が明確に
設問:手術を受けた時点で、粉瘤は炎症を起こしていましたか?



手術時に何らかの炎症を起こしていた人は合計72.0%に上りました。炎症を起こすと切開排膿が必要になったり、根治手術まで時間がかかったりするため、無症状のうちに手術を受けることが理想的です。
【調査結果】4割以上が「傷跡の目立ちにくさ」を最重視
設問:粉瘤手術の治療法を選ぶ際、最も重視したポイントは何ですか?



傷跡の目立ちにくさを重視する人が最も多く、特に顔や首など露出部位に粉瘤ができた方はこの傾向が顕著でした。一方、再発リスクを重視する人も23.3%おり、一度再発を経験した方に多い傾向が見られました。
【調査結果】7割以上が1週間以内に日常生活に復帰
設問:粉瘤手術後のダウンタイム(日常生活への支障)はどの程度でしたか?



ダウンタイムが1週間以内だった人は83.0%と大多数を占めました。くりぬき法を受けた人では「ほぼなし」の回答が多く、切開法でも部位によっては2~3日で復帰できるケースが多いことがわかりました。
【調査結果】87.3%が「もっと早く受診すればよかった」と回答
設問:粉瘤治療を振り返って、もっと早く受診すればよかったと思いますか?



「もっと早く受診すればよかった」と回答した人は87.3%に達しました。特に炎症を起こしてから受診した人では94.2%がこの回答を選択しており、早期治療のメリットを実感していることがうかがえます。

調査まとめ
本調査により、粉瘤手術経験者の多くが「発見から受診まで時間がかかりすぎた」と後悔していることが明らかになりました。6割以上が炎症を起こしてから受診しており、結果として治療が複雑になったり、傷跡が大きくなったりするケースも少なくありません。一方、手術を受けた方の83.0%が1週間以内に日常生活に復帰できており、早期に適切な治療を受ければ負担は最小限に抑えられることもわかりました。粉瘤は自然治癒しない疾患であり、しこりに気づいた時点での早期受診が重要です。

医師コメント|アイシークリニック 高桑康太医師
当院監修医師の30,000件以上の皮膚腫瘍手術実績から申し上げると、粉瘤は「気になったら早めに取る」が鉄則です。小さいうちに手術すれば傷跡も小さく、再発リスクも低く抑えられます。

粉瘤は表皮嚢腫とも呼ばれ、皮膚の下に袋状の構造物ができる良性腫瘍です。内部には角質や皮脂が溜まり、時間とともに徐々に大きくなります。良性であるため「放置しても問題ない」と思われがちですが、これは大きな誤解です。

粉瘤を放置する最大のリスクは「感染・炎症」です。袋の中に細菌が入ると、赤く腫れて痛みを伴う「炎症性粉瘤」となります。この状態では一度切開して膿を出す処置が必要になり、根治手術は炎症が落ち着いてから行うことになります。結果として治療期間が長引き、傷跡も大きくなりがちです。

手術法の選択については、粉瘤の大きさ・部位・炎症の有無によって最適な方法が異なります。くりぬき法は傷跡が小さく済む利点がありますが、大きな粉瘤や炎症後の癒着が強い症例には不向きです。一方、切開法は確実に袋を摘出でき再発リスクが低いですが、傷跡はやや大きくなります。当院では、患者様のご希望と粉瘤の状態を総合的に判断し、最適な術式を提案しています。

費用面では、粉瘤手術は保険適用となります。3割負担の場合、露出部(顔・首・手など)で約8,000~12,000円、非露出部で約10,000~15,000円が目安です。「自費で高額なのでは」と心配される方も多いですが、保険診療で受けられますのでご安心ください。

【エビデンス】
日本皮膚科学会の皮膚腫瘍診療ガイドラインでも、粉瘤は外科的切除が標準治療とされています。当院監修医師の30,000件以上の手術経験においても、早期に手術を受けた方は術後の経過が良好で、傷跡も目立ちにくい傾向があります。
粉瘤と脂肪腫の見分け方
・粉瘤は中心に黒い点(へそ)があることが多い
・粉瘤は皮膚に癒着しているが、脂肪腫は皮膚の下で動く
・粉瘤は独特の臭い(角質の腐敗臭)がすることがある
・確定診断には医師の診察が必要
術後の経過と注意点
・当日~翌日は出血や滲出液が見られることがある
・シャワーは翌日から可能(患部を濡らさない工夫が必要)
・激しい運動や飲酒は1週間程度控える
・抜糸は部位により7~14日後に行う
再発を防ぐために
・袋(嚢腫壁)を完全に取り除くことが最重要
・炎症を繰り返した粉瘤は癒着が強く再発リスクが高まる
・術後の創部ケアを適切に行う
・再発の兆候があれば早めに受診する

高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当

専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医

臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上

略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者

監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

よくある質問(Q&A)
Q1. 粉瘤の手術費用はいくらですか?保険は使えますか?
A. 粉瘤手術は保険適用で、3割負担の場合約8,000円~15,000円が目安です。
粉瘤の手術は健康保険が適用されます。費用は粉瘤の大きさと部位によって異なり、露出部(顔・首・手など)で直径2cm未満の場合は約8,000~10,000円、非露出部で直径3cm未満の場合は約10,000~12,000円程度です。本調査でも費用を理由に受診をためらった方は9.3%と少数であり、「思ったより安かった」という声が多く聞かれました。

Q2. くりぬき法と切開法、どちらを選ぶべきですか?
A. 粉瘤の大きさ・部位・炎症の有無によって最適な術式は異なります。
くりぬき法は傷跡が4~6mm程度と小さく、顔など目立つ部位に適しています。ただし、大きな粉瘤(目安として3cm以上)や炎症後の癒着が強い症例では切開法が推奨されます。本調査では42.7%の方が「傷跡の目立ちにくさ」を重視しており、医師と相談の上で術式を決定することが満足度向上につながります。

Q3. 粉瘤の手術後、傷跡はどうなりますか?
A. 術式や部位によりますが、適切なケアにより傷跡は徐々に目立たなくなります。
くりぬき法では4~6mm程度の小さな傷跡、切開法では粉瘤の大きさに応じた線状の傷跡が残ります。いずれも時間の経過とともに目立たなくなりますが、ケロイド体質の方や、紫外線を浴びやすい部位では注意が必要です。術後は日焼け止めの使用や、必要に応じてテーピング保護を行うことで、きれいに治りやすくなります。

Q4. 粉瘤を放置するとどうなりますか?
A. 放置すると徐々に大きくなり、感染・炎症を起こすリスクが高まります。
本調査では、手術時に何らかの炎症を起こしていた人が72.0%に上りました。粉瘤が炎症を起こすと、痛みや腫れ、膿の排出が見られ、一度切開排膿してから根治手術を行う二段階治療が必要になることがあります。また、炎症を繰り返すと周囲組織との癒着が強くなり、手術が難しくなる場合もあります。

Q5. 粉瘤と脂肪腫はどう見分けますか?
A. 見た目では判断が難しく、確定診断には医師の診察が必要です。
粉瘤は皮膚表面に近い位置にでき、中心に黒い点(へそ)が見られることが特徴です。一方、脂肪腫は皮膚の下の脂肪層にでき、触ると皮膚の下で動きます。また、粉瘤は内容物の角質が腐敗すると独特の臭いがすることがあります。ただし、自己判断は危険ですので、しこりを見つけたら皮膚科を受診してください。
放置のリスク
・炎症・感染:細菌感染により赤く腫れて痛み、膿が溜まることがある
・サイズの増大:放置すると徐々に大きくなり、手術時の傷跡も大きくなる
・破裂:強い圧力がかかると内容物が漏れ出し、周囲に炎症が広がる
・治療の複雑化:炎症を繰り返すと癒着が強くなり、手術が難しくなる
こんな方はご相談ください|受診の目安
・皮膚の下にしこり・できものを見つけた時
・以前からあるしこりが大きくなってきた時
・しこりが赤くなった、痛みが出てきた時
・しこりから臭いや膿が出てきた時
・顔や首など目立つ部位にできた時(早期治療で傷跡を最小限に)

クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚腫瘍・皮膚外科で30,000件以上の手術実績を持つ医師が在籍
・くりぬき法・切開法など、粉瘤の状態に応じた最適な術式を提案
・土日も診療、当日手術にも対応可能(予約状況による)
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開で通院しやすい

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

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