見る・遊ぶ

北浦和のおもちゃカフェで「トイ ドライブ」 不要なおもちゃ回収・寄贈

おもちゃカフェ「ブロックはかせ.LABO(ドットラボ)」の前原さん

おもちゃカフェ「ブロックはかせ.LABO(ドットラボ)」の前原さん

  • 445

  •  

 北浦和のおもちゃカフェ「ブロックはかせ.LABO(ドットラボ)」(さいたま市浦和区常盤9)が、家庭などで使われなくなったおもちゃを回収し、必要な施設などに寄贈する「トイ ドライブ」の取り組みを1月から行っている。

おもちゃカフェ「ブロックはかせ.LABO(ドットラボ)」の店内

 レゴや積み木、ナノブロック、知恵の輪、パズル、ビーズなど生後6カ月から高齢者まで遊べるおもちゃを約50種類用意する同カフェは、玩具業界に30年以上勤務し、おもちゃのデザインや開発や宣伝、レゴランドディスカバリー東京にも携わったことのある前原浩さんが2017(平成29)年7月にオープン。ワンドリンクとワンフードを注文すれば2時間自由に遊ぶことができるなど、オーダーで利用時間を選べる。幼稚園から小学校低学年の子ども向けに開かれるプログラミング教室も人気だという。

[広告]

 前原さんは「最近はおもちゃ屋さんが減ってしまい、新しいおもちゃを試してみる場所が少なくなっている。お客さん自身がおもちゃを手に取って、触ってもらう機会を増やしたい」という思いから、これまで複数の地域のイベントに参加したり、小児医療センターを訪問したりなど、活動を広げてきた。実際に現場をまわるうちに「キッズスペースや遊び場があるがおもちゃが少ない。古い」など気付いたことがあるという。「おもちゃ」を通じ、環境や教育、児童福祉に関する問題を解決するきっかけになればと「トイ ドライブ」の取り組みを思いついたという。

 まずは、不要になったおもちゃなどを、同カフェや出展するイベント会場で回収する。回収したおもちゃはクリーニングし、おもちゃを必要とする人たちへ届けられる。今後は、公共のリサイクルセンターと協力したり、地域の児童や生徒を支援する団体と共にクリーニング作業を行ったりなど、さまざまな面で地域との連携を目指していく予定だという。

 前原さんは「予算や仕組みなどの関係で、古いおもちゃ、壊れかけたおもちゃを使い続けている場所もある。せっかく遊べる場所があるのにもったいない。子どもたちが安全に楽しく遊べる環境を整えていきたい」と意気込む。

 現時点では、おもちゃの回収は店で行っている。店の営業時間に不要になったおもちゃを持ち込み、再利用可能だと判断されれば、そのまま回収できる。おもちゃの対象年齢は問わないが、破損や欠損があるもの、単品で遊べないもの、使用済みのぬいぐるみなどは回収できない場合もある。

 営業時間は11時~20時。火曜定休。