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伊勢丹浦和店に「屋上遊園地」 2日間限定復活、親子連れでにぎわう

木製メリーゴーラウンドを楽しむ子どもたち=伊勢丹浦和店に「屋上遊園地」

木製メリーゴーラウンドを楽しむ子どもたち=伊勢丹浦和店に「屋上遊園地」

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 「うらわLOOP☆屋上遊園地」が10月19日・20日、伊勢丹浦和店(さいたま市浦和区高砂1)屋上で開催された。主催は同店と一般社団法人「うらわClip」。

うらわClipの高橋さん、長堀さん、青山さん

 同店と、浦和に住む「パパ友」4人が立ち上げたまちづくり団体「うらわClip」とが、2009(平成21)年に閉鎖された同店の屋上遊園地を2日間限りで復活させようと共催した。メリーゴーラウンドやこどもサーキットなどのアトラクションと、地元店によるマルシェを目当てに、2日間合わせて延べ4000人が来場した。

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 同店の甲斐正邦さんと「うらわClip」の長堀哲也さんを中心に夏から打ち合わせを重ね、準備をしてきた。イベントの内容は、同店のゴルフスクールや、子どもフロアに出店する「ボーネルンド」によるアトラクション、レストランフロアの「イセタンダイニング」によるマルシェ出店などに加え、うらわClipがさいたま市役所で夏に開催したイベント「うらわLOOP☆ナイトマルシェ」で好評だった店のマルシェ出店など、双方のリソースを合わせることで実現したという。

 特に長い行列ができたのは、イベントのために設置された移動式の木製メリーゴーラウンド。うらわClipの高橋吉成さんは「シニア層にも楽しんでもらえるようにと、遊園地の定番であるメリーゴーラウンドの設置を考えた。子どもがメリーゴーラウンドに乗っている写真を父親が撮り、それをおじいちゃん・おばあちゃんがニコニコと見守り、三世代で楽しむ姿が見られた」と笑顔で話す。

 ジャガーやフェラーリのミニカーに乗れる「こどもサーキット」も人気だったほか、北浦和のおもちゃカフェ「ブロックはかせ.LABO(ドットラボ)」によるネームプレート作りのワークショップが材料切れになるなど、アトラクションも盛況だった。地元店を中心に出店したマルシェも、イベント終了を前に売り切れる店が複数出るほどのにぎわいを見せた。

 甲斐さんは「初めて屋上に来て『こんな所だったんだ』と驚いている方や、かつて浦和に住んでいた方が『昔は屋上がこんな風だったんだよ』と話しながら楽しむ姿を見かけた。普段は伊勢丹浦和店に来る機会のないお客さまにも、足を運んでいただくきっかけになったと感じる。2日間、天気にも恵まれて良かった」と手応えを見せる。

 長堀さんは「浦和で生まれ育った自分にとって、子どものころに祖父母と一緒に来た思い出のあるこの場所で、このような企画ができてうれしい。今回は2日間限りのイベントだが、これが日常になれば」と期待を込める。

 高橋さんは「普段使われていない場所を、いかに面白く楽しく使ってもらえるか、というのが『うらわClip』のテーマ。市外で高いお金を払わなくても、地元で楽しく遊べることを示したい。今後も地元の活用しきれていない場所を使って、親子で楽しめるコンテンツを考えていきたい」と意気込む。

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