
市民活動シンポジウム「IT活用・デジタル化のあるべき方向とは」が3月16日、浦和コミュニティセンター(さいたま市浦和区東高砂町11)多目的ホールで開催される。主催はさいたま市市民活動サポートセンター。
ITを切り口に市民活動に関心を持ってもらうことを目的に開催する同シンポジウムは、3部で構成する。
第1部では、「市民活動を取り巻く近況について」をテーマに、公益財団法人「いきいき埼玉」代表理事の永沢映さんによる基調講演が行われる。永沢さんはNPO法人「コミュニティビジネスサポートセンター」の代表理事も務めており、会社経営やNPO活動の経験を生かし、各地でコミュニティービジネスの支援を行っている。
第2部では参加者からの意見や質問を取りまとめ、第3部では「小さな一歩から IT 化による変革を」をテーマにパネルディスカッションを実施。パネリストとして、埼玉情報センターの秋本創さんとシニアPCサロン西堀の高橋司さんが登壇する。
秋本さんは、自治体やNPO活動支援センターで団体向けのICT研修を行うほか、さいたま市岩槻区を中心にさまざまなまちづくり事業に携わっている。高橋さんは、「地域ICTクラブさくら」「スマホサロンさいたま」の代表も務め、パソコンやスマートフォンの相談会を開くなど、地域のデジタル化支援に力を入れている。この2人に加え、第1部で基調講演を行った永沢さんを交えた3人でパネルディスカッションを行う。
さいたま市市民活動サポートセンターの平野賢二さんは「市民活動をIT化という分かりやすい切り口で考えるシンポジウム。既に活動している人も、これから始めたいという人も、気軽に参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は13時~16時15分。定員は先着80人。参加無料。