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浦和で3.11被災地支援講演会「南三陸の今と、くつしたモンキープロジェクト」

くつしたモンキーと世古口さん(中央)

くつしたモンキーと世古口さん(中央)

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 「3.11を忘れない」をテーマにした講演会「南三陸町の今と、くつしたモンキープロジェクト」が1月30日、さいたま市民会館うらわ(さいたま市浦和区仲町2)で開催される。

くつしたモンキーを被災地へ届け、現地の皆さんと

 北浦和を中心に2009(平成21)年4月から「笑顔を増やす」をミッションに活動するコミュニティーサークルLO&PE365が主催する。東日本大震災の後、被災地支援のため埼玉で1000人を超える物資回収を行った同団体。さらに楽しく長くできる支援方法をと模索し、以前から作っていた靴下1組から作るサルのぬいぐるみを被災地の仮設住宅に贈ろうと2011(平成23)年4月に始めたのが「くつしたモンキープロジェクト」。代表の世古口まりかさんは「手作りでユニークなモンキーならもらって楽しい気持ちになるのではとスタートした」と振り返る。

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 ソックモンキーの誕生は100年以上前のアメリカで、物のなかった時代に孫娘のクリスマスプレゼントにと祖父母が靴下からソックモンキーを作ったのが最初といわれているという。「ワークショップで作ってもらうときは1匹作るのに3時間程度かけているが、作り慣れている人はもっと早くできるし、作るのも楽しい」と世古口さんは話す。

 モンキーは世古口さんが直接ワークショップを開催して作ったり、活動に賛同してくれる全国各地の人が作ったりしたものがサークル宛てに送られてきたりするという。毎年12月には集まったモンキーを伊勢丹浦和店でクリスマスツリーに飾り、翌3月に南三陸に18人ほどで届けに行く。現在までに4800匹のモンキーを、仮説住宅、復興住宅、商店街、病院、老人ホーム、障がい者施設などに贈った。世古口さんは「届けた歴代のモンキーを社員としてずっと飾ってくれている店もある。子どもたちも喜んでくれるが、シニアの方々が一番喜んでくれる。被災地を思いながら作る人の気持ちが伝わっていると思う」とほほ笑む。

 今回のイベントでは南三陸町でピアノの先生をしている遠藤水華里さんが講演する。遠藤さんはピアノ教室の生徒の一人が今も行方不明で「なでしこプロジェクト」という被災者支援活動を南三陸で続けている。講演では「3.11の当時と今現在」「忘れない!終わっていない!3.11」「くつしたモンキーとの出会い」などを話し、歌を2曲披露するほか、2019年に集まったモンキーも会場に飾る。

 世古口さんは「今までにモンキーの活動に関わってくれた人、応援してくれている人はもちろん、南三陸の当時と今の話、本当に復興しているかなど現地の人ならではの話を聞きたい方に来ていただけたら。ボランティアに興味のある方にも勧めたい。新しい生き方のヒントになるかも」と呼び掛ける。

 開催時間は18時30分~20時(受け付けは18時~)。参加費は1,500円(前売り1,000円)。定員は100人。チケットは世古口さんへのメールまたは電話(TEL 090-1263-8805)で購入できるほか、オレンジブラッサム爪+日々(浦和区北浦和)でも扱う。

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