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北浦和・浦和のビアバー2店で「箕面ビール祭り」 桃の白ビールなど30種開栓

箕面ビールのキャラクターをモチーフに顔出しパネルを作った野本未来さん

箕面ビールのキャラクターをモチーフに顔出しパネルを作った野本未来さん

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 北浦和のクラフトビール専門店「BEER HUNTING URAWA(ビアハンチングウラワ)」(さいたま市浦和区北浦和4、TEL 048-711-1700)と、浦和の姉妹店「BEERNOVA URAWA(ビアノヴァ ウラワ)」(さいたま市浦和区東仲町25)の2店舗が12月21日、箕面ビール(大阪府箕面市)のドラフトビールを30種同時開栓するイベントを開催した。

箕面ビールの大下香緒里社長と、BEER HUNTING URAWAの野本照久さん=北浦和・浦和のビアバー2店で「箕面ビール祭り」

 北浦和の1号店は最大10タップ、浦和の2号店は最大31タップのビールサーバーを備え、国内外のクラフトビールを提供している。同イベントでは、1号店で10種類、2号店で20種類の箕面ビールを開栓し、大阪から来店した箕面ビールの大下香緒里社長と共に多くの客が乾杯した。

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 1号店では「ももナイト」と題し、10種のうち桃を使ったビールを8種ラインアップ。小麦麦芽を使った南ドイツスタイルの白ビール・ヴァイツェンの原料に桃を加えた「桃ヴァイツェン」を、桃の品種と熟成年数違いで5種そろえたほか、箕面ビールの22周年記念で造ったドライな飲み口の「桃ブリュット」、箕面ビールが他のブルワリーとコラボレーションして造ったフルーツビール2種を用意した。

 桃ヴァイツェンには熱心なファンが多く、横浜市から来店した増子美穂さんもその一人。「ヴァイツェンが好きで、日本全国へビールを飲みに行っている。桃ヴァイツェンは種類が多く、ラベルの猿もかわいい」とほほ笑む。さいたま市とその近辺から来店した男女グループも、桃ヴァイツェンを目当てに来店したといい、男性は「飲みやすくておいしい。桃の品種によって微妙な違いがあり、面白い」と飲み比べを楽しんでいた。

 ほかにも個性豊かなクラフトビールが並ぶ。「Green Hot Chili Pepper W-IPA」は、青唐辛子とさんしょうを使ったもの。さいたま市内から訪れた男性は「口をつける前からさんしょうの香りがして驚いた。飲んだらピリッとドライな飲み口で、今までに飲んだことのないIPA」とうなる。

 箕面ビールは、箕面特産のユズを使った「ゆずホ和イト」をはじめとする季節限定ビールを多く手掛ける。桃ヴァイツェンは、10年ほど前に和歌山の農家で働いていた知り合いから「傷が付いて出荷できない桃を使えないか」と相談を受けたことがきっかけで、毎年夏に限定醸造するようになった。徐々に人気商品となり、今年は合計24キロリットル、瓶に換算すると7000本分を醸造。使用する桃の品種は「早生」「白鳳」「清水」「川中島」の4種だが、昨年は台風の影響で3種しか使えなかった。同じ品種の桃を使っても、毎年違う味になるという。

 浦和レッズのサポーターが集まる店としても知られる同店。レッズとガンバ大阪との試合時には、同店の客が箕面ビール本社併設の直営店・WAREHOUSE(ウエアハウス)を訪れることもあるという。大下社長は「他の店でもイベントをしていただいたことはあるが、こんなにたくさんの種類が同時開栓されるのは初めて」と笑顔を見せた。

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