見る・遊ぶ

浦和のアートギャラリーが5周年 新型コロナウイルスで延期の作品展実施

会場に並ぶ作品

会場に並ぶ作品

  • 9

  •  

 アートの企画展示「Gallery Pepin 5th Anniversary Masako Masukata Solo Exhibition -air-」が9月2日~7日、「つきのみちくさ」(さいたま市浦和区岸町4)で開催された。

小林さん(写真右)と升方さん(写真左)

 アートギャラリー「Gallery Pepin」(緑区大牧)の5周年を記念して開かれた同展。会場にはアーティスト升方允子さんによるガラスと石こうを使った作品が展示された。升方さんは2002(平成14)年に多摩美術大学工芸学科ガラス専攻を卒業。2019年にはアメリカ・テキサス州のヒューストンにて個展を開催するなど、ガラスと石こうの組み合わせによるスタイルで発表を続けている。

[広告]

 今回の展示について升方さんは「価値とは無縁のものへの共感、そしてガラスという素材の芸術分野での存在価値についての問いが生まれたことが、ガラスでの制作の原点。特に今回は、無作為と意図の境目を注意深く考え制作することができたと思う」と話す。

 主催は東浦和にある木曜限定オープンのアートギャラリー「Gallery Pepin」。2015(平成27)年4月にオープンし、5年間で約30回の企画展を開催してきた。最近では浦和にある企業のフリースペースや青山にある美容院などで作品の展示企画を行い、伊奈町ではアーティストのシェアアトリエをディレクションするなど、活動の幅をギャラリーの外にも広げている。同企画も本来は4月に開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で、ホームギャラリーを離れて9月の開催となった。

 同ギャラリーを運営する小林優佳さんは「もともと浦和は地元ではなかったが、5年間やってきたことで地域とつながり、地域への意識が出てきた。これからもいい作品を紹介していき、埼玉県民のアートへのまなざしを変えたい。そして今後は埼玉のギャラリー全体の意識を変えていくことにより、アーティストが活躍できる場を地元にも増やしていきたいという新しい目標もできた。これからもさまざまな企画を開催していきたいので、たくさんの方に足を運んでもらい、アートの奥深さを楽しんでほしい」と今後の意気込みを話す。

Stay at Home