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与野の「魚と鶏の居酒屋よいさん」 浦和から移転1周年

定食担当の店主吉田宏行さんとスイーツ担当の奥様吉田三恵さん

定食担当の店主吉田宏行さんとスイーツ担当の奥様吉田三恵さん

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 「魚と鶏の居酒屋よいさん」(さいたま市中央区下落合6、TEL 048-764-9135)が浦和から与野に移転し、7月7日で1周年を迎えた。

北海道産生クリームをトッピングした夏季限定のかき氷「生いちごクリーム」

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 2012(平成24)年6月から10年間、さいたま市浦和区で居酒屋「魚と鶏の居酒屋よいさん」を営業していた店主の吉田宏行さん。コロナ禍をきっかけに居酒屋を閉店。2022年7月に地元・与野に移転し、同店をオープンした。

 元は居酒屋だった同店だが、移転してからは、ランチ、喫茶、モーニング(土曜限定)に業態を変更した。ランチ定食は店主の宏行さんが担当し、スイーツは妻の三恵さんが「日々菓子よしだ」として、メニューを提供。定食とスイーツを楽しめる店にした。居酒屋の営業は未定だが、アルコールも用意する。

 定食メニューは日替わりで「だし巻き卵定食」(1,320円)、「手羽元&胸肉のうま辛定食」(1,430円)、「アユの塩焼き&新生姜(しょうが)ご飯定食」(1,540円)など10種類ほどを用意。鶏弁当やサンドイッチなどの持ち帰りメニューも提供する。ショーケースには、「桃のショートケーキ」(550円)、「平飼たまごのカスタードプリン」(400円)など10種類ほどのスイーツが並ぶ。誕生日ケーキ等のホールケーキの注文も受け付ける。「カカオグラノーラ」(230円)、クッキーなどの焼き菓子(180円~300円)も販売。夏季限定のかき氷は自家製シロップを使い、「生いちご」「きび糖うめ」「はちみつれもん」「赤しそれもん」「スイカれもん」(以上605円)を用意。北海道産生クリームをトッピングした「生いちごクリーム」(715円)の提供も始めた。全てのかき氷に生クリーム(110円)を追加できる。

 宏行さんは「居酒屋の時は、お酒とおつまみを出してお客さまに待っていてもらえたが、ランチは時間に限りがある方も多い。テーブルに一気に料理を出すことが、いい経験になっている」と話す。「以前は浦和の店からのお客さまも多かったが、今では散歩中の方、妊婦や年配の方など近所の方の来店も増えてきた。日替わり定食を楽しみに、毎週来店くださる方もいる」とも。

 三恵さんは「ホールケーキの注文は3日前までに予約していただければ。『日々菓子よしだ』は、国産小麦やきび砂糖などを使い、体に優しくお子さまから大人まで楽しめる菓子作りを目指している」と話す。宏行さんは「地元に愛される店として、これからもずっと続けていきたい。イベントなども企画してみたい。楽しみにしていただけたら」と意気込む。

 営業時間は11時~17時(土曜は8時~14時)。日曜・月曜定休。

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