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さいたまの沖縄料理店が「子ども食堂」 コロナ禍で弁当をテークアウト

オーナーの山田ちづこさん

オーナーの山田ちづこさん

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 沖縄料理店「ギャラリー南風蔵の家」(さいたま市中央区本町西2)が7月25日、「みな風こども食堂」をプレオープンする。

店の外観

 子どもに無償で食事を提供することを目的に始まった同企画。新型コロナウイルスの影響で一カ所に子どもを集めて食事をすることが困難になったため、当面はプレオープンとして限定30食の弁当を子どもに無償で提供する。大人(18歳以上)は500円。

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 同店は中央区与野本町にあるギャラリーとライブなどができるステージを併設した沖縄料理店。飲食の提供のほかに、三線教室やスマホ教室、展示販売会などさまざまな催し物を行ってっている。オーナーの山田ちづこさんは以前大宮と与野で不登校や引きこもりの子どもを対象にした学習塾を運営していたが、2009年、与野本町に同店をオープンした。山田さんの子どもの居場所づくりをしたいという思いから今回企画に至った。

 運営は店の常連客とその友人や学生などがボランティアで行う。プレオープンでは「ささみ入りチーズフライ」「唐揚げ」「煮物」「鮭」「ウインナー巻き」「卵焼き」など、子どもが好きなものを栄養バランス良く提供する。2回目は近くの飲食店と連携してチャーハンやハンバーグを、3回目は福祉施設と連携して総菜パンを提供する予定。

 山田さんは「こんな時代だからこそ、助け合うことが大事。私自身も店の運営で困っていたが、お客さまたちに助けてもらって救われた。本当はみんなで一緒にお弁当を食べたいが、今はそれもかなわない。そこでまずはお弁当を配ることにした。食べるものに困っている人だけでなく、お母さんやお父さんが忙しくて、ひとりで食べるのが寂しい子も大歓迎。ぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は17時~18時。8月以降は第2・第4土曜の17時~18時30分に行う。9月までは弁当配布での開催を予定している。参加者だけでなくボランティアや食材提供、寄付も募集している。問い合わせは山田ちづこさん(TEL 090-4600-1027)まで。