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城北信用金庫が店舗建物内に認可保育園 県内の金融機関で初の取り組み

ココファン・ナーサリー川口芝の内観

ココファン・ナーサリー川口芝の内観

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  城北信用金庫の蕨支店芝出張所は、店舗建物内に認可保育園「ココファン・ナーサリー川口芝」(川口市芝樋ノ爪1)を4月1日に開設する。城北信用金庫総務部の長山慶和さんによると、埼玉県内での金融機関の認定保育園の取り組みは初めてという。

ココファン・ナーサリー川口芝にある学研の貸し出し可能な本

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  2017(平成29)年9月に金融庁の監督指針が改正され、公共性があると認められる事業については、金融機関が遊休不動産を外部賃貸することが可能になった。子育て世帯の交流場所として地域を一緒に盛り上げ、地域の価値向上に貢献できればという思いから、事務室兼倉庫となっていたスペースをリノベーションして認定保育園の開設を目指していた。

  川口市は、子育て人口が増加しており、待機児童数も増加傾向にあり、行政として課題の一つとなっている。金融機関は好立地なことが多く、保育園にも適しているという。

  同園は、学研グループが運営ということもあり、学研の本を貸し出すほか、子どもの発達過程や多様性に対応した保育プログラムも用意。学研ココファン・ナーサリー事業開発部の岡田幸一郎さんによると「0歳室は園長先生の部屋の目の前。入り口に一番近い部屋は早く来た園児の合同保育にして、時間になったらそれぞれの年齢の部屋に移動したり、保育室間に可動間仕切りを採用したり、園行事などの用途に応じて最大3部屋まで空間を広げられるようにしている」と話す。

  トイレトレーニングの準備として、温便座や、あえて蛇口をひねって水を出す手洗い場を用意するなどの工夫もしている。施設内は全体に自然色を意識し落ち着いて過ごせるデザインとし、感染症対策としてトイレの電気は自動に付くようにした。保護者からの相談に応じる相談室も用意する。園児定員は70人で、既に募集は終了しているという。

  城北信用金庫の蕨支店支店長の原健一さんは、「子育て世帯にとって身近な頼れる存在となり、豊かな暮らしをサポートしたい。地域のお客さまに寄り添い、親子三世代で楽しくご来店いただけるような店舗運営にチャレンジしていければ」と話す。

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