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浦和にコーヒーロースター・ベイクショップ ひきたて・焼きたての味を提供

小沼雄太さん・麻穂さん夫妻。こだわりのコーヒー豆の販売も

小沼雄太さん・麻穂さん夫妻。こだわりのコーヒー豆の販売も

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 自家焙煎(ばいせん)コーヒーとフランス菓子を提供するロースター・ベイクショップ「MICHELLE(ミシェル)」(さいたま市浦和区仲町2)が9月19日にオープンを迎えた。

焼き立ての焼き菓子とコーヒー。イートイン利用もできる

 同2日にプレオープンした同店。コーヒーの焙煎・抽出を担当する小沼雄太さんと、菓子作りを担当する麻穂さん夫妻が営業する。

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 雄太さんは大学を卒業後、埼玉県内で保育士として勤務後「趣味のコーヒーをもっと知りたい」という思いから東京・三軒茶屋のコーヒー店で約7年半働いた。当初はコーヒーの入れ方に関心が強かったところ、挑戦した焙煎の奥深さに熱中したという。「これが正解というものがなく、豆の状態に合わせて焼いていく過程が楽しい。うまく焙煎できたときの達成感もやりがいの一つ」と雄太さん。生産国に限らず農園まで特定できる「スペシャルティコーヒー」の生豆を店内で焙煎・抽出して提供する。「焙煎したての豆を購入してもらい、ご家庭でも楽しんでいただければ」とも。

 テークアウト利用も多いという菓子は、全て麻穂さんが手作りする。パン店でパン作りを学んだ後、東京・代々木八幡のビストロでパティシエとして働いたという。麻穂さんは「もともと生菓子よりも焼き菓子が好きで、ビストロではさまざまなお菓子作りを勉強した。日持ちするイメージがある焼き菓子だが、ビストロで提供する焼きたてのフィナンシェやマドレーヌのおいしさに驚くお客さまの姿に感動した。この店でもそのおいしさを提供できれば」とほほ笑む。日本ではまだなじみのないフランス菓子も多いため、マフィンやスコーンなど親しまれた菓子も提供しているという。

 「シンプルながらユーモアのあるアルゼンチンの商店をイメージした」という店内にはイートインスペースを設け、朝からコーヒーと菓子を目当てに来店する客でにぎわう。「ロースター・ベイカーという『Artisan』(職人)として、『Honest』(誠実)に、妥協せずおいしいものを作り続けていきたい」と麻穂さん。「地元の方を中心に多くの方に来店していただき、年配の方にも立ち寄っていただくことが増えてうれしい」とも。

 人気商品は、ハンドドリップ(M=420円、L=470円)、水出しアイスコーヒー(M=350円、L=400円)。植物油とヨーグルトで仕上げたマフィン(320円)やスコーン(300円)には、埼玉県産の小麦も使い、どちらも「やさしい甘さ」が特徴。カヌレ(270円)やマドレーヌ(160円)などフランスの伝統的な製法で作る菓子も(価格は全て税別)。

 夫妻は「店のイメージである『アルゼンチンの商店』には狙って出せない、生活感から生まれるユーモアがある。MICHELLEも、私たち、そしてお客さまの生活の一場面にしていけたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~17時。水曜、第4木曜定休。

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