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浦和で「さいたま国際芸術祭2020」の構想語る 「花」をテーマに市民参加型で

「さいたま国際芸術祭2020」を担うディレクターらがあいさつする様子

「さいたま国際芸術祭2020」を担うディレクターらがあいさつする様子

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 ユナイテッド・シネマ浦和(さいたま市浦和区東高砂)で11月23日、「さいたま国際芸術祭2020」の構想について語る「オープンミーティング」が開催された。

「さいたま国際芸術祭2020」を担うディレクターらがあいさつする様子

 同芸術祭は、2016年にさいたま市初の芸術祭として行われた「さいたまトリエンナーレ2016」に継ぐ事業。旧大宮区役所や大宮盆栽美術館などを中心に市内各所で2020年3月14日から5月17日の65日間開催される。

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 オープンミーティングには、ディレクターやプロジェクトの担当者ら合わせて9人が登壇し、参加した市民や関係者ら約100人の前で構想を語った。

 始めに実行委員会の会長を務めるさいたま市の清水勇人市長が「市民参加型のプロジェクトで、さいたま市の文化を創造し、活性化するための人材の育成を目指している」とあいさつ。次にディレクターを担当する映画監督の遠山昇司さんが登壇し、見沼区の桜回廊と子どもが写っている写真を映写。「一番大切にしたいのは、誠実にさいたま市を見つめていくこと」と力を込めた。芸術祭のテーマ「花/Flower」について遠山さんは、「記憶や想像など花は、すでに皆さんの心の中に存在している。新しい花壇を作っていく感覚でプロジェクトの担当者らと共に参加してほしい」と話した。

 同芸術祭では、「市民アートセンター」と称して誰でもアートに親しめるような場所づくりや人と地域とアートをつなぐプロジェクトなどさまざまな企画を検討している。

 浦和区在住の40代の男性は「プロジェクトの担当者も市民目線で企画してくれそうで、期待している。オリンピックの年がさらに楽しみになった。美術に触れる機会が少ない子どもや高齢者も身近に感じられるような祭典になってくれたら」と笑顔を見せた。