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浦和で国際交流イベント 海外の姉妹都市を知る機会に、民族舞踊ステージも

7回目となった「国際ふれあいフェア」料理から雑貨屋まで様々な国の店が出店した

7回目となった「国際ふれあいフェア」料理から雑貨屋まで様々な国の店が出店した

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 浦和駅東口駅前市民広場で10月9日、「国際ふれあいフェア2016」が行われた。

さいたま市とパルコのゆるキャラ「ヌゥとパルコアラ」も登場した

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 さいたま市の国際姉妹都市を知ってもらうため毎年10月中旬に開かれている同イベントは今年で7回目。姉妹都市は、メキシコのトルーカ市、中国の鄭州市、ニュージーランドのハミルトン市、米国のリッチモンド市、ピッツバーグ市、カナダのナナイモ市の6つ。当日はそのほかの国や地域もステージ発表や出店を行った。

 会場では米国のボリューム満点なハンバーガーやネパールのユニークな雑貨店などさまざまなジャンルの個性的な店が軒を連ねた。民族衣装を着付けしてもらうことができるコーナー、外国人向けの応急手当て講座など国際色を味わえるものもあり、英会話を交えたマジックの実演では子どもたちに易しい英会話で分かりやすくタネ明かしまで披露された。

 ステージ発表では12の団体が出演した。埼玉朝鮮初中級学校の生徒は朝鮮の民族衣装のチマチョゴリを着て朝鮮舞踊を披露。息をぴったり合わせて花のように舞う踊りに歓声が上がった。さいたま市のマスコットキャラクターの「ヌゥ」やパルコのマスコットキャラクターの「パルコアラ」も登場し、ステージを盛り上げた。

 来場したさいたま市南区在住の30代女性は「パルコでお買い物をしようと思ってたまたま通り掛かり、楽しそうだったので寄った。いろいろな国の文化に触れられて良かった。近所に住んでいるのでチェックして、これからは地域のイベントにも参加してみたい」と話した。

 実行委員長の志賀芙美子さんは「姉妹都市について知らない人が意外と多い。イベントを通じてさまざまな文化に触れてもらえる機会になったのでは。開催に当たっては若い人も含めボランティアの方の協力が大きい。この流れがますます広がれば」と笑顔で語った。

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