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北浦和で「阿波おどり」 17連が太鼓と笛に合わせ踊り歩く

華やかに商店街を踊り歩く

華やかに商店街を踊り歩く

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 「北浦和阿波おどり」が9月14日、JR北浦和駅西口の商店街で行われた。

地元北浦和阿保連

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 北浦和西口商店街で行われたワゴンセール1周年記念イベントとして1978(昭和53)年に始まり、今年で43回目となる同祭。年々規模を拡大し、現在では3万人を超える来場者を集め、地域住民や観光客が一体となる残暑の風物詩として親しまれている。

 今回は「喜」をテーマに掲げ、「踊りを通じて喜びを共有し、人々の心をつなげること」を目的に実行委員会は半年前から、多くの自治体や企業と協力し準備を進めてきた。

 当日は実行委員長の原田喜一さんによるあいさつで始まり、その後、参加者が阿波おどりの基礎を学ぶ「踊り方教室」を行った。同教室では、初心者は阿波おどりの魅力を体験し、踊り手たちの活気あふれる演技への準備を整えた。

 今年も地元の「北浦和阿呆連」をはじめ各地から17連が集まり、商店街は阿波おどりのリズムと熱気に包まれた。参加者たちは鮮やかな衣装をまとい、太鼓や笛の音に合わせて舞い踊った。終盤には「乱舞」が行われ、暑さの中、無事にフィナーレを迎えた。予定されていた子どもたちの音楽パレードは暑さのため中止した。

 原田さんは「北浦和の阿波おどりは、地域住民同士の絆を深め、伝統文化の継承とその魅力を次世代へ伝える役割がある。商店街や自治会、企業や自治体の協力があってこそ成立するイベントで、地域全体の誇り」と話す。「今日は北浦和の商店街が踊り手の活気と観客の笑顔で満ちあふれ、『喜』のテーマが体現された一日となった。阿波おどりの伝統と熱気は今後も地域社会を彩り、多くの人々を魅了し続けるだろう」とも。

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