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武蔵浦和で「シカテ断捨離ランド」 売買NG、価値観や思いでやり取り

昨年の様子

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 武蔵浦和にある京葉流通倉庫(さいたま市南区鹿手袋5)で5月18日、「ゆずれる・もらえる」をコンセプトにしたマーケットイベント「シカテ断捨離ランド」が開催される。

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 出展者がショップ形式で不要になったものを並べ、参加者が気に入ったら無料で持ち帰ることができる同イベント。元々は一畳から気軽に参加できるフリーマーケット「シカテ一畳マーケット」として2015年から行っていたが、今年は大きくリニューアルし、品物の売買を行わない形式にした。出展も無料。イベントに掛かる経費はクラウドファンディングで調達する。

 企画運営を行う鹿手袋在住のデザイナー佐藤真実さんは「元々は地域コミュニティーのあり方に疑問を感じて行ったイベント。そこで、金銭ではなくコミュニケーションをツールにしたマーケットにチャレンジしてみることにした」とリニューアルの理由を話す。

 当日は、出展者が不要になったものを並べる「断捨離コーナー」のほか、多くの企画を行う。巨大「ガチャ」を使っていらないものの物々交換を行う「巨大いらないものガチャ」、お金ではなく「自分の思いの丈」を書いて参加する「想いの丈オークション」、DJブース、休憩・カフェコーナーも展開。全ての企画に無料で参加することができる。

 佐藤さんは「会場内では、お金ではない価値観や思いでやり取りをする。出展者は不用品を手放すチャンス。来場者も自分にとって価値のあるものを手に入れる可能性がある。ぜひ会場に足を運んでほしい」と話す。

 開催時間は10時~16時(最終入場は15時30分)。

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