さいたま市では、公共交通サービス水準の維持・向上を目指し、バス運転手不足等への対応を図るため、自動運転バスのレベル4※実装を目指しています。
令和7年度自動運転実証実験は、北浦和駅西口から埼玉大学間を対象に9月下旬頃から準備走行を開始し、10月下旬以降から試乗を開始予定です。
今年度、レベル4実装に向けた課題把握の実証実験を行うため、国土交通省「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」に採択され、令和7年8月には、取組みの課題や対策等について情報共有や議論をする、「さいたま市レベル4モビリティ・地域コミッティ」を立ち上げました。
※レベル4:場所や天候、速度などの特定条件下で、自動運転システムが車の全ての運転操作を行う完全自動運転
実証実験の概要
目的:公共交通サービス水準の維持・向上を目指し、市内でバス本数が多い路線で、大型バスの自動運転レベル4実装を目指す
実証期間:令和7年9月下旬頃から準備走行開始予定(試乗は10月下旬以降を予定)
運行区間:北浦03系統(北浦和駅西口から埼玉大学)
検証項目:大型バスにおけるレベル4実装に向けた経営面、技術面、社会受容性面の課題検証
実施体制:さいたま市(委託先 株式会社オリエンタルコンサルタンツ):全体統括、課題検証、成果計測等
A-Drive株式会社:車両調達、リスクアセスメント
アイサンテクノロジー株式会社:高精度3次元地図作成、実証実験運行支援
国際興業株式会社:運行主体
西武バス株式会社:運行主体
※ダイヤや予約方法等については後日公表予定です
これまでの取組み
■地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)の採択
申請者:さいたま市
交付決定日:令和7年6月20日
交付決定額:78,750,000円(税込)【補助率4/5】
?地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)の事業概要資料はこちら
?地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)の採択結果はこちら【外部HP】
■さいたま市レベル4モビリティ・地域コミッティの開催
<レベル4モビリティ・地域コミッティとは>
地域コミッティは、地方公共団体・関係行政機関・事業者による綿密な連携体制を構築することで、地域の受容性醸成を図りつつ、手続きの透明性・公平性を確保し、各地のレベル4自動運転サービスの実現を加速するための会議体です。
本市においても「さいたま市レベル4モビリティ・地域コミッティ」を設置し、関係機関の皆様と自動運転レベル4の実装を目指し、取組みの課題や対策等について情報共有や議論を進めています。
<第1回開催状況>
開催日:令和7年8月1日(金)
開催場所:大宮区役所(WEB併用で実施)
主な議題:コミッティの設置について、今後の取組みについて
構 成 員 :
※順不同
今後の取組み
大型バスの自動運転レベル4実装に向けて、自動運転レベル2の実証実験やさいたま市レベル4モビリティ・地域コミッティを開催し、関係機関の皆様と引き続き取組みの課題や対策等について情報共有や議論を進めていきます。
その他
?自動運転バスの取組み詳細はこちら(随時更新予定)
?令和7年度自動運転バス実証実験の詳細はこちら(随時更新予定)
問い合わせ先
さいたま市 交通政策課
電話番号:048-829-1056
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