レバウェル株式会社( https://corp.levwell.jp )が運営する、介護職の資格取得スクール「レバウェルスクール介護」は、介護職の不安解消とキャリアアップを支援する学び直しプログラム「STEP UPセミナー」の提供を開始いたします。
第一弾として、介護技術に特化した「実技講座」を、2025年9月28日(新宿校)・30日(大宮校)に開講予定です。
■ レバウェルスクール介護「STEP UPセミナー」始動の背景と概要
日本の超高齢化社会の進行に伴い、介護人材の確保と育成は喫緊の社会課題となっています。質の高いケアを提供するには、専門知識と実践的な技術の習得が不可欠ですが、現場では人材不足の影響から教育がOJT *1に偏り、体系的な学びの機会が不足しているのが現状です。
公益財団法人介護労働安定センターの調査 *2によると、介護職の35.2%が「利用者に適切なケアができているか不安」と回答し、知識やスキルへの不安を抱えたまま勤務する方が少なくありません。「十分な経験があっても自信が持てない」「新たな業務に不安がある」といった声も多く、基礎から学び直すリスキリング *3のニーズが高まっています。
こうした背景を受け、レバウェルスクール介護は、介護職の不安を解消し、自信を持ってキャリアアップできるよう支援する学び直しプログラム「STEP UPセミナー」の提供を開始しました。本セミナーでは、移乗・移動技術や認知症ケア、コミュニケーションスキルなど、現場で役立つ実践的なテーマを体系的に学び直すことができます。
第一弾として、介護技術に特化した「実技講座」を開催いたします。先行試験開催では、参加者アンケート(5段階評価)で全員が「5(とても満足)」を選択し、満足度100%という結果となりました。この反響を受け、同講座の開催が2025年9月28日(新宿校)、30日(大宮校)に決定しました。
今後も実務に役立つテーマ別セミナーを定期的に開催し、介護職の専門性とスキル向上を支援することで、介護業界の課題解決に貢献してまいります。
*1:オン・ザ・ジョブ・トレーニングの略。職場での実務を通じてスキルを身につける教育手法を指す。
*2:公益財団法人介護労働安定センター 「令和5年度介護労働実態調査 介護労働者の就業実態と就業意識調査結果報告書」(2024年7月公表)
https://www.kaigo-center.or.jp/content/files/report/2023_jittai_chousa_roudousya_honpen.pdf
*3:新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること。
■ STEP UPセミナー 第一弾「実技講座」開催概要
「STEP UPセミナー」の第一弾として、現場で求められる介護技術に特化した「実技講座」を以下のとおり開催します。基本動作の見直しやボディメカニクスを活用した負担の少ない移乗・体位変換技術を中心に、講師による実演や参加者同士の意見交換を通じて実践力を高める内容となっています。
● 開催日程・会場
・2025年9月28日(日)10:00~17:00(レバウェルスクール介護 新宿校)
・2025年9月30日(火)10:00~17:00(レバウェルスクール介護 大宮校)
● 講座詳細・申込
・講座詳細:https://job.kiracare.jp/document/mailmagazine/jitsugikouza_general.pdf
・参加費:無料
・申込締切: 2025年9月21日(日)23:59まで
※定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます。
・申込フォーム:https://forms.gle/EkFcqeaB9wcTbgRm8
■ 「実技講座」先行試験開催時の様子と参加者の声
STEP UPセミナーの提供開始に先立ち、現場で求められる介護技術に特化した「実技講座」を、6月23日、24日に先行試験開催しました。
受講者からは「すぐに現場で実践できそうと感じた」「効率的な実技を学べた」「日頃抱えていた不安や疑問が解消された」など、受講後に具体的な変化や課題解決の手応えを得たという声が多数寄せられました。
以下に、講座当日の様子をご紹介します。
▼参加者の様子
▼受講者インタビュー(一部抜粋)
「来日時に“良いな”と思った日本で、介護福祉士を目指して ─ 実技の不安が自信に」
ミャンマー出身のAさんは、来日後デイサービスで軽介助を経験してきましたが、入浴介助などの実技には不安を抱えていました。しかし、本講座を受講し、「やり方が明確になった」と話します。現在はレバウェルスクール介護で初任者研修の受講をしながら、介護福祉士の取得を目標に学びを継続中です。Aさんは、「利用者のできなかったことができる瞬間に立ち会えるのが嬉しい」と話し、日本で介護職としてキャリアを築くやりがいを実感しています。
「“学び直し”は何歳からでも ─ セカンドキャリアとして異業種から介護業界へ」
60代のBさんは、これまで栄養士兼調理師として長年働いてきましたが、「年齢を問わず長く働ける仕事を」と考え、セカンドキャリアとして介護職への転身を選ばれました。新たな環境への挑戦に際し、介護技術を基礎から学び直したいと本講座への参加を決められたとのことです。「ちょっとした工夫で介助がスムーズになることを実感しました。明日からすぐに実践できそうです」と話し、年齢にとらわれず、常に学び続ける姿勢を体現しています。
▼先行試験開催レポートはこちら
先行試験開催レポート
■ 「レバウェルスクール介護」について
レバウェルスクール介護は、介護業界への就職・転職やキャリアアップを目指す方のための資格取得スクールです。新宿・大宮の自社校舎に加え、全国の提携スクールと連携し、47都道府県で資格取得を支援しています。経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に採択され、「学び」と「転職支援」を一貫して提供することで、介護職としてのキャリア形成をサポート。超高齢化社会における介護人材不足の解消に向け、働き手の育成と業界への定着に貢献しています。
レバウェル株式会社
レバウェル株式会社( https://corp.levwell.jp/ )は、「この国のウェルネスを支える」をビジョンに掲げ、医療・福祉・ヘルスケア業界に特化した人材関連事業およびSaaS事業を展開しています。日本の超高齢化社会において深刻化する労働力不足に対し「人材供給・最適配置」「新たな働き手の確保」「生産性向上」の観点から課題解決を支援し、誰もが安心して医療・福祉・ヘルスケアサービスを受けられる社会の実現に貢献しています。
▽『レバウェル』 医療・介護・保育・ヘルスケア業界に特化した求人・転職プラットフォーム
https://levwell.jp
▽『わんコネ』 医療福祉施設向け入退院支援SaaS
https://one-conne.com/
レバレジーズ株式会社( https://leverages.jp/ )
本店所在地 : 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア24階 /25階
代表取締役: 岩槻 知秀
資本金 : 5,000万円
設立 : 2005年4月
事業内容 : 自社メディア事業、人材関連事業、システムエンジニアリング事業、システムコンサルティング事業、M&Aアドバイザリー事業、DX事業、メディカル関連事業、教育関連事業
社会の課題を解決し関係者全員の幸福を追求し続けることをミッションに、インターネットメディア・人材・システムエンジニアリング・M&Aの領域で国や業界をまたいだ問題解決を行っています。2005年に創業以来、黒字経営を継続し、2024年度は年商1428億を突破しました。各分野のスペシャリストが集うオールインハウスの組織構成と、業界を絞らないポートフォリオ経営で、時代を代表するグローバル企業を目指します。