
境界線が消える、究極の闇。可視光吸収率99.7%を達成した「黒色無双・絨」
世界で最も黒い水性塗料「真・黒色無双」などを開発・販売する社内ベンチャー「暗素研」(運営:光陽オリエントジャパン株式会社、本社:埼玉県上尾市、代表取締役:清藤 新一郎)は、量産型カーペットとして世界最高*の可視光吸収率99.7%を達成し、かつ歩行や水洗いにも耐える高耐久性を実現した「黒色無双・絨(じゅう)」を開発しました。2026年4月より販売を開始いたします。
本製品は、従来の超低反射素材が抱えていた「触ると性能が劣化する(強度が低い)」という技術的課題を、独自の繊維構造と染色技術によって克服したものです。これにより、これまでの素材では不可能だった「床面の無反射化」が可能となり、高度な光学測定を行う研究施設から、究極の没入感が求められるホームシアターまで、幅広い分野での活用が見込まれます。
【製品の詳細はこちら】
https://ansoken.black/products/musou-black-carpet
*当社調べ(2026年4月時点、国内外で市販されている量産型カーペットにおいて)
■「黒色無双・絨」の3つの特徴
1.圧倒的な黒さ:「世界一」の技術で可視光・近赤外線を吸収

比較画像:一般的な黒色タイルカーペット(左)と、黒色無双・絨(右)。同じ照明下でも右側は光を極限まで吸収するため、リンゴの影すら消え、闇に浮いているような視覚効果を生み出します。
一般的な黒色カーペットを遥かに凌駕する黒さを実現。 可視光だけでなく近赤外線領域の光も吸収するため、光学的ノイズを極限まで排除したいプロフェッショナルな環境に最適です。

【可視光】 弊社:無反射植毛布(左)と本製品(右)。肉眼ではどちらも同様の黒さに見える。
【近赤外線】 同エリアを赤外線撮影。無反射植毛布(左)が光を反射するのに対し、本製品(右)は深い闇を維持。
■ 期待される活用シーン
- 光学実験室: センサーの誤作動や迷光を徹底防止
- 次世代モビリティ開発: 赤外線センサー、LiDARの評価試験
- エンターテインメント: VR・映像コンテンツの圧倒的没入感
不要な反射ノイズを徹底的に抑制し、精度の高い計測と体験を支えます。
2.常識を覆すタフネス:歩けて、洗えて、屋外でも使える

メンテナンス性の向上:屋外での水洗いにも対応。従来の超低反射素材の弱点であった「繊細さ」を克服し、人の出入りが激しい商業施設や屋外ロケでの長期運用を可能にしました。
特殊なナイロン製パイルを採用し、歩行による摩耗や加重に耐える強度を確保しました。 これまでの超低反射素材は「触れると性能が劣化する」という弱点がありましたが、本製品は泥や埃が付着しても水洗いが可能です。
■ 活用が広がるロケーション
- 屋外撮影: 太陽光下での不要な反射を抑えたロケ撮影
- 商業施設: 人の出入りが激しいエントランスや展示ブース
- スタジオ: メンテナンス性を重視する撮影現場
性能を維持したまま、長期間の運用を可能にします。
3.公共空間への導入:帯電防止・防炎性能を確保
静電気の発生を抑える「制電糸」を使用し、精密機器への影響を軽減しています。また、防炎性能試験およびJIS規格の認証手続きを進めており、厳しい安全基準が求められる公共施設やオフィスビルへの導入にも対応予定です。
■ 想定される活用シーン
「黒色無双・絨」の圧倒的な光吸収性能とメンテナンス性は、以下のプロフェッショナルな現場で革新的なソリューションを提供します。

反射を抑え、映画の世界へ没入。スクリーンのコントラストを最大化します。
影を消し去り、被写体を闇に浮かび上がらせる。造形美を際立たせる演出に。
空間全体を「無反射」へ。実用的な広域レイアウトや光学実験に最適です。
1. 研究開発・光学実験(宇宙・産業)
光の反射や迷光を極限まで抑える必要がある暗室、センサー評価環境の構築に最適です。
- 迷光除去: 精密な光学計測におけるノイズを徹底排除
- センサー評価: 自動運転用LiDARや赤外線センサーの試験精度向上
- 試験環境: 宇宙空間などの特殊な光環境を模したシミュレーション
2. 映像・エンターテインメント
部屋全体の反射を抑えることで、スクリーンの映像や展示物を鮮やかに浮かび上がらせます。
- ホームシアター: 壁や床の反射を抑え、プロジェクターのコントラストを最大化
- 没入型体験施設: VRやプロジェクションマッピングにおける没入感の向上
- 美術館・展示会: 余計な映り込みを排除し、作品本来の姿を際立たせる演出
3. 産業用途・マシンビジョン
- 画像検査: 外観検査装置における背景の無反射化による検知精度の安定
- 屋外試験: 水洗いが可能なため、土足や屋外環境でのセンサー実証実験にも対応
■ 「黒色無双・絨」をいち早く体験。展示会出展のお知らせ
本製品の一般公開に合わせ、以下の展示会にて「黒色無双・絨」の展示・デモンストレーションを実施いたします。会場では、写真や映像では伝えきれない「境界線が消える闇」を実際に歩いてご体感いただけます。
名称:OPIE'26 -光と画像のセンサ&イメージングEXPO-
会期: 2026年4月22日(水)~4月24日(金)
会場:パシフィコ横浜
ブース番号:展示ホール L-42
公式サイト:https://visit.opie.jp/
■ 製品概要
製品名: 黒色無双・絨(こくしょくむそう・じゅう)
発売日: 2026年4月
価格・サイズ:
・タイルタイプ(50cm × 50cm):4,950円(税込)/1枚
・ロールタイプ(有効幅183cm):31,680円(税込)/1m
素材: ナイロン、他
主要性能:
・超低反射:可視光から近赤外線まで対応
・高耐久・耐候:歩行・屋外使用・水洗い可
・安全性:制電、低ホルムアルデヒド
※防炎性能およびJIS規格については現在認証手続き中です(2026年4月時点)。
製品詳細ページ:https://ansoken.black/products/musou-black-carpet
■開発担当者コメント:光陽オリエントジャパン株式会社 暗素研 曽篠

『この黒さで歩けるものが欲しい』- 私たちの製品を使ってくださる皆様から届いたその熱烈なご要望が、すべての原動力となりました。
『歩行に耐える強度』と『光を吸収する繊細さ』は、素材の常識において矛盾する要素でした。暗闇の中で自問自答する日々でしたが、カーペット業界の常識を捨て、繊維構造をゼロから再構築することでこの壁を突破しました。この一枚が、光のノイズを取り除き、皆様に“真の没入体験”を提供する最高の舞台となることを願っています。
■ 今後の展望
今後は中赤外線域への対応も目指し、放熱・測熱分野への応用も視野に入れています。
「カーペットは室内」という固定観念を覆し、屋外、水中、宇宙産業へと活躍の場を広げてまいります。
■ 暗素研について

光陽オリエントジャパン株式会社が展開する、光吸収特性を持つ黒色素材専門のブランドです。世界一黒い水性塗料「真・黒色無双」をはじめ、光の反射を極限まで抑える黒色素材の研究開発・製造販売を行っています。「光の反射に起因する産業課題の解決」と「アートにおける美しい黒色表現の提供」をミッションに掲げ、光学機器の迷光対策からクリエイター支援まで、独自の黒色素材技術を用いたソリューションを世界60カ国以上に提供しています。
ブランドサイト: https://ansoken.black/
お問合せ先:kopro@koyo-orient.co.jp
■光陽オリエントジャパン株式会社 会社概要
代表者 :代表取締役 清藤 新一郎
所在地 :埼玉県上尾市東町2-3-2
設立 :2002年8月
URL : https://www.koyo-orient.co.jp/
事業内容:光学機能性資材の販売等