さいたま市役所本庁舎東側広場で12月27日、「年末農作物即売会」が開催された。主催は、さいたま市農業青年協議会。
毎年年末に一日限定で開く同即売会。2001(平成13)年の市町村合併以前は旧大宮市役所前で年末の恒例イベントとなっており、それが市町村合併以降も毎年続いている。
当日は、さいたま市農業青年協議会に所属している30~40代を中心とした農家と、JAさいたま中部ブロック青年部に所属している農家約20人が野菜や果物や花を持ち寄って販売した。
即売会前には行列ができ、クワイやヤツガシラなどの正月の食材、ネギやニンジン、白菜、ホウレンソウ、小松菜などの旬の野菜、イチゴやミカンなどの果物、さいたま市特産のシクラメンなどが販売された。
10時前から列に並んで即売会に参加した60代女性は「毎年、クワイやヤツガシラなど正月に並べる食材をこの即売会で購入している。農家と直接話しながら購入できるのもうれしい」と話していた。